EC連携ツールサービスを解約しました

Amazon物販

Amazonのみで物販をやられている方には、あまりなじみがないEC連携ツールサービスですが、AmazonFBAの在庫を他モールで併売する場合、在庫同期や自動出荷などができるEC連携ツールサービスとしてシッピーノというものがあります。同様のものとして他にはクロスマなどもあります。

非常に便利なツールなのですが、ここ最近はちょっと続けるのキツイなぁ…と思い解約する決断をしました。その理由を書いていきたいと思います。

Amazon FBA – 楽天 連携の場合、Bossと併用しているとややこしかった

僕は楽天でもAmazonの在庫を同期して併売しているのですが、同時にシッピーノと同じようなツールサービスで、BOSSというモノも併用しています。これが併用していると非常にわかりずらかったですね。どっちからサンクスメールを送るのかの設定や、Amazonの倉庫にあるものと、楽天の倉庫にあるものを一緒に買われた時に、両方とも機能しなくなったりと、非常にややこしかったですね。

一時期Amazon都合で、自動出荷にならないことが頻繫にあった

例えば、ヤフーショッピングで7日後に到着指定で注文されたとしても、AmazonのFBA側でそれに対応していないと、エラーになり自動出荷になりません。またプライムデー、サイバーマンデーなどの大セールの場合、出荷が大幅に遅れてしまうというもネックでした。これはツールサービス側の問題ではないです。全てAmazonの都合によるものです。

複数購入の場合、一個ごとに700円もかかるのは正直キツイ

Amazonのマルチチャンネルサービスを使ってFBAから複数の商品を同じ送付先に送る場合、一個につき最低でも約700円ほどかかります。まとめて10個とかの配送になった時、送料だけで7000円も取られたことがあります。。非常に不条理ですよね…。

Amazon FBAのみに頼るのは限界になってきた

AmazonのFBAは年々、利用に関するルール規約が厳しくなってきています。梱包箱の要件や、先に挙げたマルチチャンネルの一個ごとの送料の件、在庫保管超過手数料など、本当に使い勝手が悪くなってきました。物流倉庫を見直すタイミングにきていると思います。

楽天、ヤフショの あす楽対応 にできない

マルチチャンネル発送は基本的に遅いです。お急ぎ便を使ったとしても全てはAmazon都合になってしまうので、正直あてにできません。なので、楽天のあす楽やヤフーショッピングのあすつくには対応できません。当然ですがECは早く届いた方が転換率が上がるので、これは売上の明暗を分けることになります。

まとめ

以上のような理由で、今回EC連携ツールサービスの解約に至ったのですが、シッピーノさんのサービスが悪いという訳ではありません。シッピーノさんは、電話での手厚いサポートや他社と比べて良心的な価格設定であったり、非常に良い会社です。ツールの動作も比較的軽めで、見やすいユーザーインターフェースで使い易かったです。僕も導入した時は、サポートの方に優しく丁寧に教えて頂いてお世話になり感謝しています。

こういったECの自動連携ツールサービスを辞めた理由として、最も大きな理由は、もうAmazonFBAに依存する時代ではなくなってきたと強く感じるからです。現在は他社の物流サービスがたくさん出てきています。僕の場合は当面、楽天スーパーロジスティックスがメインになる予定ですが、先のことはわかりません。ECは年々、売り上げが増して各社競争が激しくなってきています。またそれよりも良いサービスが出てくれば、乗り換えする可能性もあります。先のことはわかりませんが、常にアンテナを貼って自分自身がカメレオンのように変化していくことが大事かなと思っています。

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