こんにちは、TZAです。早いものでもう7月ですね。今年も残り半分となりました。梅雨明けが異常なほど早く猛暑が続いております。夏バテしないように気を付けたいところです。先月末、半期に一度の不良返品ヤフオク出品を行いました。物販を行っているとどうしてもある程度は不良返品があります。ただ処理をしないと溜まっていってしまう訳ですね。なので僕の場合は、6月と12月に不良品の処理を行います。まあめんどくさい作業ですが、やるとスッキリするので必ずやります。不良品を在庫としても持っておくほど、危険なことはないですから、やる時期を決めてきっちりとやっておきましょう。
さて、本題です。今日は物販で利益が出ているかどうかを正確に調べる方法をお伝えします。物販は手持ちのお金を商品に換えて、それを売ってできたお金をさらにまた商品に換えて売るという循環を繰り返す作業です。なので、あるあるなのですが、いつまで経ってもお金が増えた気がしない…という気分になります。これは物販をやり続ける以上、仕方のないことです。ただでも商売をしている訳ですから、利益が出ているかどうかが、決算の時しかわからないというのでは、困りますよね。なので僕の場合は下記のようなやり方で利益の計算をしています。
①Amazonは プライスターの利益グラフで確認
Amazon国内メーカー取引を実践している場合は、ほとんどの方がプライスターを導入しているかと思います。国内メーカーの場合は、仕切り価格が頻繫に変更になることはないので、エクセルの利益計算シートに入れて割り出した商品原価を入力して設定しておきます。在庫が滞留してくると、保管料がかさんできますので、ややズレが生じてきますが、この辺りは致し方無い部分もあります。最初にエクセルの利益計算シートに入力した保管料の期間の内に仕入れた分は売り切るように努めましょう。この時多少バッファを持たせて、三ヶ月分くらいの保管料をのせておくのもありです。想定利益は自分にとって不都合にしておくのがコツです。
②楽天、ヤフショは売れた分を手動で計算
楽天、ヤフショの場合は、プライスターのようなツールがないので、手動で計算していきます。楽天、ヤフショそれぞれの当該月間に売れた商品を商品別に数量が出るようにcsvファイルを書き出します。
各商品の利益計算シートを使って 想定利益 と売った数をかけます。その数値を全て足します。またセールがあった時は、別途そのセールで売った時の値段の利益計算シートの想定利益を別に作っておいて、その期間に売れた分の数量を掛けて、後で足していきます。
利益計算シートで予め出しておいた 商品Aの利益 × 月間で売れた数 = 商品Aの月間利益
商品B~Fなど複数ある場合は、それらも計算します。そしてそれぞれの数値を全て足します。それが月間の利益です。慣れるまでは、なかなかめんどくさいですが、(持っている商材の種類にもよりますが)慣れると1時間ほどで計算できます。楽天、ヤフショの場合は、イベント時にセール価格にするくらいで、Amazonほどそんなに頻繫に値段を上げ下げしないので、利益に微妙な誤差があることもそんなにないかと思います。
ということで本日は、ECにおいて細かく利益の計算をするやり方について書きました。もっとザックリとした利益計算のやり方としてこんな方法もあります。それは、Amazon、楽天、ヤフショの利益計算シートにて予め出しておいた利益率を全て足して割って平均の利益率を出します。当該月商の売上にその利益率を掛けます。そうすると、だいたいこのくらいというざっくりとした利益が出ます。
どちらの利益計算の方法もせどりや転売など、仕入れや価格が安定しない場合は、あまり有効ではありません。あくまでAmazon国内メーカー取引を実践されている方向けの利益計算のやり方になります。また物販の利益計算において、とても大事な在庫の問題もあります。上記のやり方で利益計算した時に確かにその月の利益としては合っていますが、残っている在庫が全て良在庫であるということが大前提です。いくら当該月間の利益がそこそこ出ていたとしても、今、売っても利益が出るどころか、マイナスになってしまうような不良在庫を大量に持っているとしたら、ハッキリ言ってマズいです。早めに損切りをしていく必要があります。ツケはどこかで回ってきます。なので、利益計算と一緒に不良在庫がどのくらいあるのかも毎月チェックしていく必要があります。これに関してはまたの機会にお伝えします。
ご参考になれば幸いです。
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