昨今の円安に対してどう捉えるべきか

Amazon物販

こんにちは、TZAです。昨日(7/13)までAmazonプライムデーが行われていました。仕掛ける側としては特に何もやっていませんが、毎年購入者として、ある程度準備して買うようにしています。今回はAmazon FIRE 7の2022年ヴァージョンを狙っていたのですが、特に値下げはなく…6980円のままでした。但し、FIRE 8(2021)が4980円に。でも僕の狙いはFIRE 7だったので、スルーとなりました。なぜFIRE 7が良いのかというと、軽いのと、KINDLEの読み上げ機能がかなり良くなったらしいんですね。読みたい本はたくさんあるけれど、ちゃんと向き合って読む時間はどう頑張っても1日1時間。なので、家事をやっている時間なんかの隙間時間にKINDLEの読み上げを使いたいなと。そんな理由です。
他に興味をひいたのはお掃除ロボットシェア 第二位のエコバックスのDEEBOT N8+ が約46,000円に。一応念の為、他サイト、公式サイトなども確認。すると公式サイトでは、Amazonと同価格の約46,000円からすぐに使える5000円値引きポイントも進呈とのこと。こっちの方がAmazonで買う場合につくポイントを加味しても安い!ということで、エコバックスの公式サイトで、DEEBOT N8+を約41,000円にて買いました。普段のお掃除、モップ掛け、自動ゴミ吸い取りと所謂全部載せの機能がついた高コスパモデルです。YouTubeでも企業案件ばかりですが、みんな挙って絶賛している動画がアップされています。まあ今まで使っていたルンバ e5よりは精度は落ちるかと思いますが、どうでしょうか。また使ってみた感想を近況報告にて書きたいと思います。

さて本題です。本日は円安をどう捉えるか、ということについて書いてみたいと思います。まず今日(7/14)の時点でのドル円の為替は、1ドル=137.87円 もはや140円になりそうといったところです。

今年の3月の時点では、1ドル=115円だったので、約5ヶ月で22円も円安になってしまったことになります。これを仕入れで考えてみます。

毎月5000ドル仕入れしている輸入メーカーがあるとします。3月の仕入れはザックリ計算ですが

115円 × 5,000ドル = 575,000円

ところが、1ドル=138円 の現在(7/14)では、

138円 × 5,000ドル = 690,000円

となり、同じ量と数の商品を仕入れしようと思ったら、3月の時よりも115,000円も余分に必要となります。輸入している事業者としてはまあ大変なことですよね…。

ただ一つメリットというか、見方を変えた良いことがあります。円安になれば、ほとんどの事業者が値上げをし、全体的に物価高になります。みんなが値上げをして全体的な相場観が安定してくれば、円安になる前に仕入れた商品は相対的に価値が上がることになります。つまり(今と比べて)円高の時に仕入れた商品は、円安になって相場が上がった現在で売れば、利幅がその分大きく取れるということになります。特に今回は5ヶ月間で22円も安くなるという急激な円安なので、その前に仕入れ在庫をある程度持っているという方も多いと思います。こういった考え方も出来ると思います。ただまあそれは特需といえば特需です。在庫は循環していく必要があるので、ある程度の分といったところです。

円安の対策については、値上げしかないです。これは個人の力ではどうにもならない天変地異的な不可抗力なものです。みんなが同じ状況であるということです。Amazon国内メーカー取引やAmazon輸入などの転売がメインの場合は、積極的に値上げをしたり、時には相乗り出品している同業他社に対して、みんなで値上げしていきましょうとメール送って共存共栄を促したりといった策も有効です。一方で楽天やヤフショもやっている方であれば、値上げして自社の付加価値を高めるような施策を実践することで、チャンスになる場合もあります。ただの安値競争ではなく、どうやったら顧客の問題解決をできるかを深掘りしてサービスとして取り入れることで、その価値は上げることができます。

ビジネスをやっていれば、時にトラブルに巻き込まれたり、逆行な出来事が起こります。こういった時に事業者として継続出来るかの真価も問われるとも思います。

そしてこういったことをなんとか自力で試行錯誤して解決できたり、壁を乗り越えるチャンスとしても捉えることが出来ると思います。現にこの円安の波を乗り越えたAmazon輸入プレイヤーなどは、円安でライバルが少なくなって良かったと言っている人もいます。そのまま右往左往しつつも何もしないで終わってしまう人と、こういったピンチをチャンスと捉える人では、その後のビジネスに大きく影響すると考えます。やはり後者でありたいものです。

ご参考になれば幸いです。

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