メーカーの営業さんと対面商談する意味

メーカーに取引の依頼をメールなり電話なり打診をしていると
一度お会いしませんかと言われることがあります。


これには主に次のようなメーカーの思惑があると考えられます。

1.どこの誰か分からないので、怪しい奴じゃないか確かめたい。

2.商材自体がまだ売れておらずこれからなので、積極的に売りたい。

3.ネット上の卸値の情報漏洩防止の為、
直接対面のみでしか価格を見せられない。

4.会社の規定で新規取引は対面必須である。などなど…


商材自体が売れていてロットをかけてでも取引したいという
こちらの思惑以外、向こうから会おうと言われた場合は、
結構しんどいですよね(^_^;) 。。


なるだけ早く多く利益を上げたい場合、
正直そんな時間あるならリサーチや他のところの交渉やっていたい
というのが、我々物販プレイヤーとしての心情です。


ただやはり会うことで得られるメリットというのもあります。
ここ1年くらいで私が様々なメーカーさんと、
会ってきた中で享受できたメリットです。


1.その商材のジャンルについてのトレンドや動向などの情報が得られる

2.事前のメールでの打合せに出てこなかった商材のカタログを提示してくれた。

3.OEMや他の取引先には開示していない類の提案をくれた

4.仕事以外での共通項があり、知り合い、友人として食事した


このような事がありました。


最も良かったのはやはり2ですね。
しかも利益が出て競合もまだ3人くらいしかいない商材でした。

また3も結構オイシイと思います。
OEMはメーカーとして儲かるので積極的にやりたがる傾向にあります。


にもかかわらず割と表向きには開示していないので
会えば込み入った話が出来る場合が多いです。


4ですが、実はこれが一番対面商談を行う意味があることだと思います。

対面商談はいわば、どちらにとっても営業活動なので、
とにかくお互いに信頼を得たいという狙いがあります。


仕事以外のことでもざっくばらんに話せるくらいに仲良くなったら
値下げの交渉ってしやすいですからね。


値下げ交渉をわざとらしくなく自然に出来るのが最も良いのです。


という訳でメーカーさんとの対面商談に
ついてのメリットを書いてみました。


電脳せどりなどネットが簡潔するような物販プレイヤーさんは
なじみがなく敬遠するかもしれません。
コミュ障の人も嫌がってスルーするでしょう。


つまりこういったことは誰もがやることでない
限られた人しかやらないことといえます。


そういったことに差別化が生まれる訳です。
確かに時間と労力が奪われますが、やる価値は十分にあると考えます。
ご参考になれば幸いです。

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