こんにちは、TZAです。本日は楽天の入金サイクルについて書いてみたいと思います。まず最初にお伝えすると楽天の入金は非常に複雑でわかりにくいです。Amazonやヤフーショッピングのように規定の期間内で、売上金からモール側のシステム手数料、送料などを相殺した金額が決まった周期で入金されるという訳ではありません。細かく書くと非常に煩雑なので、今回はざっくりと書いてみたいと思います。
ざっくりですが、4月分の決済を表にまとめてみました。
決済は月に二回、その内一回は相殺ナシ
まず決済の定義として2点あります。
・11日~25日まで売上確定しているものが、翌月の5日に請求の計算書発行で15日に入金 (請求ナシ)
・26日~翌月10日までに売上確定しているものは、翌月の20日に請求の計算書発行で30日に入金(請求と相殺)
上の図で表していますが、3/11~3/25の売上金が4/15日に入金されます。そして3/26~4/10の売上金は 4/30に入金がされるということです。なので今売った分のお金は約3週間後に入るということですね。注意点として一回目の15日に入金される分は手数料などの請求は相殺されていません。純粋な売り上げ金が入金となります。
システム利用料の請求は三ヶ月前のものが今になって請求される
後から請求が来るという複雑なシステム。。これが非常にややこしくしてるんですね。システム手数料(PC,モバイル)は、なんと三ヶ月前のものを今になって請求されるというしくみになっています。なので上の図で言えば、3/26~4/10の売り上げ金から1月分(1/1~1/31)のシステム手数料を差し引いたものが入金されるという仕組みです。
入金ではなく、楽天から請求される時もあり
これ結構ビックリしたんですが、例えば3/26~4/10の売り上げが少なかったとします。ただ1月分(1/1~1/31)は年始の需要でたくさん売れて売り上げが多かったとします。売上が大きければその分手数料もかかりますから、場合によっては4/30の決済日では入金額よりも楽天からの請求額が上回って請求される時もあるんですね。
楽天BILL PAYの担当者に問合わせしながらいろいろと聞いていたのですが、半年に一回支払う出店料などと重なると請求額の方が上回ることが多いとのことでした。因みに請求額が上回る時は楽天銀行からの引落しになるので、入金を別の銀行口座にしている場合は楽天銀行の口座に入金しておく必要があるので注意しておきましょう。
まとめ:慣れるまでは注意しておきましょう
ざっくりとですが楽天市場の入金決済の仕組みについて書いてみました。もっと細かくいうとアフィリエイト料やRSLを使っている場合のその金額なども含めるとまた変わってきますが、そのあたりはまたの機会に。
まあ慣れればこんなもんか、と言った感じですが、最初はざっくりと上記のように覚えておくと良いと思います。特に請求額が上回る時は資金繰りに注意しておかなければなりません。またそういった場合にはRMSにもアラートが出ます。ということで、楽天の入金、決済の仕組みについてお伝えしました。ご参考になれば幸いです。
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