FBA受領拒否あるある

FBAに納品しようとしたものの、何らかのミスがあって、Amazonから強制的に返送されることがしばしばあります。

返送されてきた時のショックって結構キツいんですよね。。
あれ？なかなか納品されないな～、なんて思っていたら、突然、発送業者から電話があって「もしもしTZAさんですか？Amazon合同会社さんから着払いで荷物が5箱届いています」。うわ、送料が二重にかかる上に手間も余分にかかる～、ガビーン…みたいな。まあ本当に嫌なもんです。
ということで、本日はFBA納品拒否での返送 “あるある”を書いてみたいと思います。

箱を加工してしまった、規定のサイズをオーバーしてしまった
要管理期限管理商品、または危険物なのに、ラベルを貼っていない
セット商品の消費期限のラベルを貼っていない
経験上、新FCは厳しい
強制的に返送される住所はパッケージラベルに記載の住所
まとめ　Amazon様の言う通りにルールをしっかり守る

箱を加工してしまった、規定のサイズをオーバーしてしまった

→これ、一番多いかなと思います。こんな感じですね。

僕がAmazonを始めた2012年頃は、規定がかなりゆるゆるで、繋ぎ合わせて自作した様な梱包箱でも受領されたものですが、2020年の現在、かなり厳しいです。

え？これでもダメなの？！思ったのは、ホームセンターで売っている新品のダンボール箱で、自分で四隅に切り込みを入れることによって高さを変えて、サイズを小さくできるダンボールってあるじゃないですか。

それを使ってサイズ変更し納品した時に、返送されてきたのはショックでしたね～。別に潰れている訳ではないし、文字が書かれている訳でもないし箱は新品だからキレイなのに…と思いましたが、Amazonの言い分としては、加工してあるから、という理由なのでしょう。まあAmazonはテクニカルサポートも含めて、時折全く融通の利かないシステマティックな対応をする時は多々あるので、まあ仕方ないですが…

ということで、再度確認の為に納品時の梱包要件のリンクになります。再度確認しておきましょう。
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/200280260?language=ja-JP&ref=mpbc_200315800_cont_200280260

要管理期限管理商品、または危険物なのに、ラベルを貼っていない

意外とこれもあるあるです。要管理期限管理商品、危険物などは、納品時に必ず貼るパッケージラベルの他に、それぞれ別途専用のラベルを貼らないといけません。場合によっては、要管理期限管理商品でありながら危険物というものもありますので、配送業者の送付状も含めると全部で４つになることもありますね。どれかでも欠けると受領拒否になる可能性がありますので気を付けましょう。

セット商品の消費期限のラベルを貼っていない

複数のSKUの要管理期限管理商品をまとめて、セット商品にする場合は、ワンパッケージにして、その加工袋の上に別途、消費期限のラベルを貼らなければなりません。例えば、A商品が2021 8月1日の消費期限で、B商品が2021年 7月1日の消費期限。それらをセット商品する場合、消費期限の早い方、B商品の消費期限をワンパッケージした加工袋の上に貼らなければなりません。

またひと手間かかってしまうので、ついつい忘れガチになってしまいますが、きちんとやっていきましょう。

経験上、新FCは厳しい

いろいろと納品不備をやらかしてしまってきていますが、経験上、新しいFC(FBA倉庫)はかなり厳しめにみられる傾向にあると感じています。

関連記事
八王子FCは厳しい
https://fat-pockets.com/hachioji-fc-is-hard/

過去記事でも書いていますが、関東地方でいえば、古くからある小田原FCは割と許される傾向にあると感じています。ただだからと言って、小田原だから大丈夫でしょ、と思うのはリスキーです。年々受領ルールは厳しくなっていますが、小田原も厳しくなるのは時間の問題です。

強制的に返送される住所はパッケージラベルに記載の住所

一つ豆知識として覚えておくと良いですが、受領拒否になった場合、強制的に返送される住所は、配送業者の送付元ではなく、パッケージラベルの納品元住所です。なので、どこから送ったとしても、パッケージラベルの納品元さえ、送り返されても大丈夫な住所にしておいた方がいいです。例えば、FBA発送代行業者に依頼していて、返送されると困るような場合は、常に納品元は自宅にしておくとか、といったことですね。