僕が年一回のスパンで必ずやっているセラーセントラル上での在庫に関することがあります。
それはAmazonのFBAで、自社の商品の在庫をAmazonが失くしていないかどうかをチェックする作業です。
実はAmazonのFBAでは、出品者の知らないところで、FBAにおいてある在庫を紛失したり、事故で破損したりしていることがしばしばあります。
時々、FBA内での事故と称して補てんに関するメールが来て、勝手に補てんされている場合は良いのですが、こちら側の知らない間に何かが起こって、無くなったにもかかわらず、出品者側にはなんの通知もシレっとされたままになっているという恐るべき事実があるのです。
それを調べる方法をお伝えしていきます。
FBA倉庫で在庫紛失した商品を調べる方法
まずセラーセントラルにログインして、[レポート]から[フルフィルメント]をクリックします。
左側の[在庫]メニューから[表示を拡大]をクリックします。
すると、つらつらとたくさんの項目が出てきます。出てきた中の[在庫調整レポート]をクリックします。
この画面になるので、レポート期間を過去365日間にして、[レポートの作成]をクリックします。
すると、つらーっと商品が個別にFBAの倉庫で何があったかという、情報がザクザク出てきます。一番右から二番目の[理由]というところが、<在庫商品の発見><在庫商品の配置ミス>というのがだいたい交互に記載されています。
この<在庫商品の配置ミス>というのが、恐らくFBAの倉庫で一時的に紛失してしまったという意味を表しているのだと推測しています。で、その前後に<在庫商品の発見>というのが一時的になくなったけど、やっぱり見つかったよ、ということを表していると推測しています。
で、何をやるかというと、これらを一行一行をチェックしていきます。すると同一の商品が<在庫商品の配置ミス>のみで終わっていることがあるんです。対になっていない商品があるのです。ということは、この商品は無くなってまま見つかってない…ということなんですね。
ちなみにセラーセントラル上で一行一行をチェックしていくのは、結構しんどいので、csvファイルにダウンロードして、スプレッドシート状で作業していった方がやりやすいです。
こんなことがあってもAmazonは知らんぷりしているんですね。なので、こちらから、Amazon側に指摘しなければならないのです。で指摘して、Amazon側でも失くしたことを認めたら、その商品分は買取補てんしてもらえます。
アマゾンへの調査依頼の仕方
やり方を説明しますと、セラーセントラルのトップページに戻って、一番下までスクロールして、ヘルプをクリックします。
さらに一番下までスクロールして、[サポートを受ける]をクリックします。
するとこの画面になるので、下記のように、紛失したままになっている処理番号を明記して、調査をお願いする文言を書いて送りましょう。
在庫調整レポートにおいて、在庫が紛失しているの可能性のある処理番号を記載しました。
ご確認の上、調査を宜しくお願い致します。
[処理番号]
/////////////////
〇〇〇〇〇〇〇
宜しくお願いします。
その後、Amazon側で紛失を認めてくれれば、買取補てんの流れになります。
結論、年に一回はやらないと損
これ、本当に年に一回単位でやらないと損します。我々が知らないうちにAmazonが勝手に失くした商品分のお金を取り戻さなければなりません。重要なことなんですが、その調査の範囲を遡れるのが、1年半前までなのです。僕は去年、これに気が付いて、3年くらい前まで遡って処理番号を提出したものの、1年半前以前のものは無効とされてとても悔しい思いをしました。なので、その時以来、年に一回9月の時期に必ずやっています。
ちなみに今年の分は紛失ゼロでした。まあ事なきを得て良かったです。一番良いのは、在庫がちゃんと売れていくことですからね。それにしても、こちらから指摘しないとシレっとそのままというAmazonのスタンスはいかがなものでしょうかね。。まあでもそれがAmazonなんですよね。プラットフォームでビジネスをしていく以上は仕方ないことです。という訳で年に一回は必ず調べてやっていきましょう。
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