アンダーバリューって知っていますか?

Amazon物販

海外から輸入をすると、その荷物は必ず日本の税関を通ってきます。その際に日本の法律に違反しているものではないかチェックしたり、関税消費税がどのくらいかかるのかの手続きなどが行われます。

商用の荷物であれば、同梱されているインボイスに書かれている金額に対して、関税、消費税が課されます。この金額を実際に買った仕入れ金額よりも低い金額で申請することをアンダーバリューと言います。これは違法となります。


なぜアンダーバリューをするのか

今、僕はmyusを使っていないのですが、Amazon輸入転売を始めた2012年頃はmyusを使っていました。今の管理画面の仕様は分かりませんが、その当時のmyusは、管理画面で商品の値段を自分で任意の価格に変更ができる仕様でした。

当時はAmazon輸入転売をやっている人が今ほど多くなかったので、物販プレイヤー達はそれに対するコンプライアンス感覚が鈍かったと思います。たぶんほとんどの人がアンダーバリューをしていたと思います。当然ですが、価格を下げるとその分関税、消費税が安くなります。


メーカーが勝手にやってくる場合もある

中国のメーカーなど、こちらの気を利かせているのか、なんなのかわかりませんが、たまに買った金額の半値くらいにして荷物にインボイスを同梱してくる場合があります。

それが初めての場合は、通関してしまう場合もありますが、2,3度となった場合は、履歴を鑑みて大概は配送業者の通関担当から連絡があります。その場合は、メールでやりとりしていた際の正規のインボイスを送りましょう。


アンダーバリューはしてはいけない

アンダーバリューは違法なので、絶対にやってはいけません。アンダーバリューをすると、消費税が安くなったラッキー!と思ってしまい勝ちですが、税金を誤魔化していることになるので、怪しいと思われた場合は、普通の税金と同じで調査が入って、3年くらい前の輸入履歴まで遡って調べられます。

その時に常習的に行っていたことが発覚すると、重加算税を課されて支払うことになります。少しでも利益を取りたいという気持ちは分かりますが、調査が入って後々後悔するのは自分自身ですので、絶対にやらないように気をつけましょう。またメーカーにも事前にアンダーバリューはしないでくださいとお願いしておきましょう。

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