メーカー取引をしていると、メーカーから価格を一律にして
下げないで下さいと言われる事が多々あります。
これはメーカーとしては、商品のブランド価値が
落ちない様にキープしたいからですね。
ただある程度ならいいのですが、メーカー側が販売者に対して
強い権力を持って言うことは出来ません。
何故ならメーカーが販売者に対して 価格保持を強要することは、
独占禁止法に抵触する可能性があるからです。
小売り業者の商品の販売価格というものはオープン価格が基本です。
メーカーあるいは問屋さんから小売り業者や商品が渡った時点、
つまり商品の所有権が移った時点で、販売者が消費者に
対していくらで販売してもいいのです。
メーカー側が小売り業者に値段を一律に保たせることは
法律違反になる可能性があります。
それが出来ない事を知っているから、Amazonを毛嫌いする
メーカーが多いのかもしれませんね。
(Amazonは瞬くまに値崩れを起こすことがある)
とはいえ、僕らAmazonを軸にする物販プレイヤーとしては、
なんとかAmazonで販売させてもらって、
メーカー側ともなんとか上手にやっていきたいものですよね。
僕の経験値として、値段から下げるのはダメだけど、
値段をキープしてポイントをつけるのはOKというところは結構あります。
要は”見栄え”の問題なんですよね。
商品を買いたいなと思っている人がページをみて、
あ、定価よりもかなり安い、と思わなければいいというか。
メーカー側との駆け引きなどもあったりして、競合との競り合いもあったりで、なかなか熾烈な戦いを強いられるAmazon販売ですが、
ポイントで帳尻を合わせるというのは一つの戦略案になります。
ご参考になれば幸いです。
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