値段を下げても売れない在庫はどうするか

昨日は、在庫の回転は冷蔵庫と同じということについて書きました。

在庫は冷蔵庫と一緒
https://fat-pockets.com/zaiko_risk/

 

今日も在庫の話です。何故、こんなに在庫のことについてお伝えするのかと言いますと、物販では、在庫の管理を怠ると勝てない勝負だと考えます。


確定申告(法人であれば決算)時に在庫は資産として、つまりお金として形が変わったものとして、計上されます。なので、売れない在庫を抱えたまま時間だけが経ってしまうのは、ビジネスであれば、血液の役目であるお金を循環させないことになってしまうのです。

先述していますが、売れない(売れなくなった在庫)は、何も考えずに損切りして行きましょう。赤字になるのは痛いです。確かに痛い。。別れには痛みを伴うものなのです。


しかし、これはビジネス。物販なんて回してナンボの世界です。

だが、しかし下げても下げて売れない… 長く物販を続けていて、多くの種類の在庫を抱えていると、こういうことが起こります。

そんな時は、一点ものなど点数が少ないのであれば、迷わずヤフオクに出しましょう。最悪1円出品です。それでもいいのです。

ただ点数が多い場合。一つの種類のもので売れないものをたくさん抱えてしまった場合。

まずは、その商品のジャンルの専門店、できればリアルに店舗を構えているお店に買取を依頼してみましょう。専門店が故に目利きで買い叩かれる場合ももちろんありますが、割と許容してくれる可能性が高いです。

それでもダメなら。ハードオフなどの何でも買い取ってくれるリサイクルショップに持って行きましょう。これは本当に最後の手段となりますが、売れない在庫をそのままほったらかしにしておくよりはよほどいいのです。

株、為替の場合は、塩漬け状態でもまた市況の状況により、また上がったりする場合もありますが、商品にはサイクルがあります。

製品ライフサイクル理論(PLC)をご存知でしょうか。

導入期、成長期、成熟期、衰退期と4つの段階を経るという理論です。

美味しいのは成長期、成熟期ですね。そしてどんな商品でも必ず衰退を迎えます。ここから相場が戻ることは、余程のことがない限り難しいです。

しかもこの段階まで来てる商品は、完全に衰退期を通り越しています。ここまで来ないように常に良在庫オンリーで循環させていたいものですね。

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