つい最近、去年の10月から知的財産権の侵害で出品停止になっていた相乗り出品の三つの内の一つがいきなり出品停止ではなくなりました。
[当時の記事]
知財侵害で苦情になった商品が未だに出品することができません
https://fat-pockets.com/intellectual-property/
当時の記事を読んで頂けるとわかるかと思いますが、この問題は非常に不条理でした。この記事は2020.11.21のものですが、実際には10月の半ばからこの問題が起こっていたので、約三ヶ月くらいでやっと一つの結果が出たということになります。出品停止になったのは三つのSKUです。その内最も在庫の数が多かったSKUが解除されたのでちょっとホッとしていますが、後2SKUは停止中(規約違反) のままなので、まだ全面的な解決はしていません。
ケースがずっと調査中になっていて、解決にならずにここまで時間が経過するのは正直初めてです。これまで1週間に一回の頻度で、こちらから「まだ解決しないんですか?」「調査がこれほどかかっているのはなぜでしょうか?」などの解決を急かすようなメールをAmazonに送っていました。こちらの都合で在庫の返送もできず保管費用もかさむし、販売の機会損失も伸びていくからです。そして何より精神衛生上も良くないからです。
ただ急かすメールをしていたのはあまり意味はなかった様です。そもそもケースはテクニカルサポートにいった後、アカウント関連の問題はアカウントスペシャリストの部署に回され、そこの出方次第になるということです。なのでどれだけテクニカルサポートにケースの解決を促すようなメールを送ってもあまり意味がないということです。すべては泣く子も黙る アカウントスペシャリスト に委ねられているということですね。
しかし冷静に考えて、なぜ三つの内の一つのSKUだけ解除されたのか。理由はわかりません。これに関してアカウントスペシャリストからの返信はないですし、先日在庫上に今まで 停止中(規約違反) となっていたのが、突如として[有効な出品情報がないFBA在庫]となって、在庫に計上されていたのです。
まあ時にAmazonは本当に不条理な事が起こります。今回の件はマジメにやっているのに割を食うという典型的なパターンだと思います。Amazonの出品者にはシステムの隙間をついて商標を持っているという体でなりすまして、相乗り出品者を蹴落とすような”輩”もいます。Amazonは参入の障壁も低く便利なシステムで利益を出しやすいですが、キチンとしたECのリテラシーや知識武装が必須となってきていると感じます。
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