電話交渉の内容は?

前回、海外メーカー、ネットショップなどと繋がる為には、
メールより電話をしましょうという記事を書きました。

https://fat-pockets.com/maker-overseas-deal/


今回はその電話の内容は何を話せば良いのか
ということを書いていきたいと思います。


まず大事なことは、勢いまかせの全くのノープランで
当たって砕けろ的にとりあえず電話してはいけません。


一緒に立ち会ってもらう通訳さんもクライアントからの指示がなければ、
困ってしまいますし、電話をかけられた相手も、
うん?こいつ何が言いたいんだ?と思ってしまいます。


なので、事前に質問事項をまとめておきましょう。


まずは日本で御社の商品を販売したいけど可能ですか?
ということですね。


当たり前ですけど、日本で物販をやっています、
ということを最初に伝えるのが大前提です。


NOと言われる場合はメーカーであれば、
だいたいすでに総代理店を取っている日本の会社などがあって、
日本の商圏をまかせている為、卸すことができないということです。


ネットショップの場合も同様で、メーカーとの特約上、
自国以外の小売店に卸すことができないというパターンです。
ただ国外でもグレーで卸してくれる代理店もある様ですが…


YESと言われた場合は、卸価格、最低ロットを聞いていきましょう。
聞くだけで大丈夫です。交渉はここではしない方が良いです。
後ほど、メールでじっくりとやっていく方が良いです。


次に送料に関してですね、日本に直送はできるか、
ということですね。電話をかけた先がアメリカなどで、
myusなどの転送会社を契約している場合は、
転送会社でまとめた方が安くなる場合もあります。


その他、日本の業者に卸ているか、なども聞いてみた方が良いです。
このくらいで大丈夫です。


日本のメーカー向けの様に、商品について褒めたり、
良いと思っていることなどを伝える必要はありません。
特にアメリカのメーカーや代理店に関しては、単刀直入に
仕入れしたいよ、できる? くらい簡潔な方が良いです。


最後にこの後メールするので、詳細はそっちで宜しく!
と言えば、OKです。


なので、正味、10分~15分くらいで済みます。


電話をする意味あいというのは、
相手方への信頼性と覚えて認知してもらう為、というのが大きな理由です。


まずこちらのことを知ってもらわなければ、取引ははじまりません。
なので、内容は、[こんにちは!あなたの商品買いたいよ。]
これだけが伝わればOKです。


細かい交渉はメールでしましょう。一旦、相手が認識すれば、
メールを無視されることはありません。


以上、メーカー、ネットショップへの電話の内容について綴ってみました。
ご参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました