化学薬品商品の廃棄処理

Amazon物販

こんにちは、TZAです。今年も残すところ後10日を切りました。大晦日、今年は ガキの使い がないので我が家は紅白歌合戦 OR 孤独のグルメ特番 になりそうです。紅白は、今年の僕の中で最大のヒットだった 藤井風 が出るのなら確実に観なければ、と思っていましたが、やっぱり今年も出ず…。YouTubeから出てきたアーティストは、もはやテレビなんてどうでもいいと思っているのかもしれませんね。

さて本題です。化学薬品商品の廃棄処理 というテーマで書いてみたいと思います。僕の取り扱っているメーカー商材の中で液体の工業用品があります。飛ぶように売れはしないけど、業務用なのでコンスタントに需要がある商品です。専門性の高いもので、出品者は僕と合わせて2人しかいない商材です。何も販促しなくてもただ右からの左に受け流すだけで、毎月数万円の利益をチャリンチャリンと積み上げてくれる素敵な商材です。もう2年ほどお世話になっています。

その商材には、ある程度数種類のバリエーションがあります。そのバリエーションの一つで、消費期限が比較的短い(四か月間)ものがあるのですが、これがAmazonのセラーセントラル上で、消費期限が設定されていないもの、つまり要管理期限管理商品 の部類ではない商品として登録されていました。
FBAへの商品発送は外注さんにお願いしているので、僕自身はその商品が消費期限があるものだということに気がついてなかったんですね。で、そのままFBA納品され数か月経ち、消費期限が過ぎたままお客さんに購入されて、消費期限切れだと言われて返品に至りました。ここで初めて消費期限があり、それが短いものだったと気が付いたんですね。

そしてここで問題が発生しました。この返品された商品とFBAに残った消費期限切れの商品をどうするか、です。消費期限が切れているので当然リセールは出来ません。一瞬ヤフオクで匿名配送でさばくか、と頭がよぎりましたが、いかんいかん、何か事故でも起こったら大問題です。この商品、液体の工業用品なので、家庭から出る燃えるゴミとかサクッと捨てられないんですね。安全シートをよくよく確認すると「自治体のルールに従って専門業者に廃棄を依頼する」との旨が書かれています。

これは困ったと。まあこの時点で [商品の仕入れ代金 + FBAへの送料&保管料 + 廃棄料金] のロスが確定した訳です。廃棄料金ってどのくらいかかるのかなぁ….と思いながら、取り扱ず安全シートに倣って、まずは住んでいる市の資源廃棄のところに電話してみました。すると、 神奈川県産業資源循環協会   で業者を紹介してもらえるとのこと。ということで電話してみました。

神奈川県産業資源循環協会
http://www.p-rck.or.jp/

電話して問合わせしてみると、液体の化学薬品処理専門の業者が東京の八王子にある、ということで、こちらを紹介して頂きました。

株式会社ハチオウ
https://www.8080.co.jp/

早速見積もりを取ってもらうと、1缶につき 3,000円 の廃棄料金 とのこと。うーん、なかなかお高いなぁ~、と思いながらも、まあ仕方ないですね。5缶なので廃棄料金は15,000円(税抜き)と 契約書作成の手数料ということで5,000円(税抜き)。それと運搬についてですが、まさかの宅配便送付がNGとのこと。こういった化学薬品などは手渡しが基本らしく、持込みであれば無料。引き取りであれば25,000円(!)かかるとのこと。僕はもちろん持ち込みにします。

ということで、廃棄処理にかかったコストは
3,000円(廃棄料金) × 5 + 5,000円(手数料) +消費税 ということで総額 22,000 円ということになりました。

トホホな感じですが、まあこれも経験ですね。今後リセールや簡単に捨てられない商品を取り扱うのはシビアに考えた方がいいなという教訓を得ました。ということで、今回はリセール、可燃ごみとしての廃棄が出来なくなった液体工業用品の廃棄方法について書いてみました。工業用品などは業務用がほとんどなので安定的にニーズがあってオイシイ反面、こういったリスクも存在しています。ご参考になれば幸いです。

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