実店舗への卸とネット販売はどちらが良いか

Amazon物販

本日は、Amazon輸入物販において、リアル店舗や問屋さんに卸売をするのは、得策なのか、そうでないのかについて、書いてみたいと思います。


結論からいうと、自社のみでネット販売するのが最も良いと考えます。


国内でもできなくはないと思いますが、主に海外メーカーの商品の総代理店、もしくは代理店になった場合、日本国内の店舗や問屋さんに卸すことができます。

例えば、その商材がガジェット系、家電系であれば、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど、日用雑貨、実用品でいえば東急ハンズなどが卸先の候補として挙げられます。



卸の掛率ですが、5掛け~6掛けというのが、だいたいの相場です。そうなると、自分がメーカーから5掛けで仕入れしていて、実店舗などの卸先に6掛けで卸す場合は1割の利益ということですね。

ただ一回の取引でのロットが大きいので、それなりにまとまった利益になるということですね。その他、以下、メリット、デメリットを買いてみました。


メリット

・利益率は低いが、まとまった数の取引になるので楽
・家電量販店などに自分の商品が並ぶので、気持ち的に嬉しい
・ネット起業家の枠を脱出できて、社会的な企業価値が上がる

デメリット

・卸先を増やすと、価格下落を招きやすく結果としてブランド毀損に繋がる
・対面、対人取引になるので、営業嫌いの人は向かない
・利益率が少ないのであまり儲からない
・基本的に掛け売りになるので、もしも先方が倒産した場合は貸し倒れになる


結論:自社でネット販売のみが良い

結論として、総代理の権利を取得して、どこにも卸さずに自社だけでネット販売するのが最も良いと考えます。

理由は小売店に卸さないので、利益が丸ごと残りますし、卸先が値下げして、ブランド価値を毀損させてしまうことも避けられるからです。メーカーにとって、最も嫌なことは、自分の商品が安売りされてしまって価値を損なうことです。

またアフターコロナとなってしまった現在は、さらに消費者のEC利用の流れが促進すると思います。


よって、どこのリアル店舗にも卸さずに自社だけがネット販売するのが、最も良いと考えます。

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