メーカーや代理店と商談や交渉を進めていくと
こんな条件言ったらイヤな顔されるかな～、とか
さすがにこれは無理だろうな、難色を示されるだろうな
とか、ネガティブな気持ちが頭の中を支配することがあります。
交渉とはこちらの要求を相手に伝えそれを
押し通すことです。
時には気を張ったり、自分の負の感情を
押し殺してでも、勇気を持って強い気持ちで
主張をしなければならない時があります。
「断られてもいないのに諦めるな」
成功の9ステップで有名なジェームズ・スキナーさんの言葉です。
まだ相手が判断を下してもいないのに
「どうせ断れるだろうな」とか「無理に決まってる」
自分から勝手に決めつけてしまって
それを主張することをしないで終わってしまう。
相手に嫌われない様に愛想笑いを交えながら
なんとなくシレっと交渉が終わってしまう。
これは大変もったいないです。
もしも恋愛に置き換えるならば、
合コンでメチャメチャ好みの女性がいるのに
「俺みたいな不細工は相手にしないだろうな…」とか
「あ、もう先にアイツに話されてしまったからダメだな…」
こんな風に思っているのと一緒です。
話しかけてみないとわからない、じゃないですか。
ひょっとしたら、相手は顔で選ばないタイプの
女性かもしれません。
ひょっとしたら、自分の趣味と相手の趣味が
ピッタリ合致するかもしれません。
でもそれは、相手の女性と目を合わせてちゃんと
向き合って話してみないとわかりません。
それと同じで、メーカーとの商談交渉でも
無理かなと思っているような内容の交渉でも
意外とすんなりと受け入れてくれるかもしれません。
あるいは、
例えば100個買うから一個2,000円のところ一個1,000円
にしてくださいと伝えたところ、
さすがにそれは無理ですが、100個買ってくれるなら
一個2,000円のところ一個1,500円ならいいですよ
と言ってくれるかもしれません。
とりあえずこちらの意向を伝えてみないとわからないですし
何もしなければ、余程の事がない限り相手側から
値下げしてくれることはあり得ません。
恋愛に置き換えるなら、
せっかくデートに誘って1日一緒に過ごしても
手さえも握らなければ、自動的に夕方になったら
バイバイになってしまう訳です(笑)
メールでも電話でも対面でも交渉でこちらから
アクションを起こさなければ、メーカーは他の取引先で
アクションや提案を起こした人と案件をどんどん進めていくのです。
初デートで手さえも握らなければ、
その女性は次の相手の男性が少々強引でも
引っ張ってくれる人についていくものです(笑)
恋愛とビジネス（営業）は非常に似ている部分があります。
恋愛でも商談でも何か必ずアクションを起こしましょう！
そうすれば道は開けるでしょう。
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