Amazon輸入転売は1日2時間の作業で済むのか

Amazon物販

インターネットで副業などと、キーワードを入れて検索をしていると、様々なランディングページに飛ばされます。その中でよくみる文言が、”1日に2時間の作業で月収100万円”というもの。ついつい、え!?ホントに?と興味をそそられて見入ってしまいますよね。わかります、僕もそのクチです。ではAmazon輸入転売において、1日に2時間で月収100万円は本当なのか、それについての見解を書いてみたいと思います。

ほとんどがポジショントーク

結論からいうとNOです。外注や従業員を駆使して、自分自身は核となるコアワークのみしかやらなかったとしても、やはり毎日ずっと2時間しか仕事しないと言っている人の大半は、俗に言うポジショントークだと言えるでしょう。

楽にできるアピール

情報発信者の多くのは、とにかく人の目につく、インパクトを与える様な見せ方を常に考えています。そして人間誰しも楽をしたいので、なるべくカンタンで楽にできてお金を稼ぎたいと思っています。その心理を上手くついたポジショントークがほとんどです。

物販は特にやることが多い

アフィリエイト、株式トレード、FX、などに比べてネット物販は、とにかく作業工程が多いネットビジネスです。アカウントの作成から、仕入れ、受注、発送、在庫の管理、商品LP作成、経理、外注さんの管理、などなど、とにかく目一杯あります。

仮に外注さんや従業員を雇って組織を整備して、仕組みを作ったとしても、統括するマネージメントが必要になります。マネージメントも任せればよいとしても自分にしかできない交渉事だったり、経営者としてのつきあいがあったりで、完全フリーになるのは、不可能といえるでしょう。

任せていたら、急に従業員が全部やめた話も

僕の古くからの友人の物販プレイヤーの話ですが、その方は、事務所を借りて、梱包発送する為のパートさんを5,6人雇っていました。全員主婦の方だったそうですが、その中でリーダーを決めて、そのリーダーにマネージメントも任せてやっていたそうです。友人は完全にリーダーを信頼していた為に、次第に現場に行かなくなり、フラッと気ままに海外旅行などに出かけるようになりました。

ある時、購入者から商品が届かないなどのクレームが増えたそうです。久し振りに現場に行ってみると、従業員が誰一人来なくなってしまったそうです。慌ててリーダーに電話すると「なんで社長は事務所に来ないんですか?」と逆ギレされてしまったそうです。

あまりの作業の多さにパートさん全員が完全に疲弊していて、もうやりたくないとなっていたそうです。そのままパートさんは全員辞めてしまったとのことでした。

もし1日2時間しか仕事をしなかったとしたら、それは都合で意図的にそういう日にしたということです。自分自身が社長で全ての権限があるので、自由に設定はできます。

楽に稼げるビジネスはない、と考えよう

1日に2時間で月収100万円などという甘い話はありません。ただ完全嘘ではなく、自分で設定してそういう日を作れる時もある、くらいの捉え方をしておきましょう。

但し、それはかなり頑張って仕組みを構築した後での話です。1日に2時間で月収100万円を謳っている情報発信者は、みんなそこまでいくのに、膨大な時間と労力をかけて達成しています。

ネットビジネスの中でも比較的再現性が高いとされているAmazon輸入転売ですが、気楽に稼げる訳ではないと捉えた方がよいです。

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