商品を新しく販売していくうえで、大事な戦略としてまずはじめに「切り口」を考えることは必須です。
では切り口って一体なんなんでしょうか。
販売戦略としての切り口とは、一言で言えば、売りたいモノ(サービス)の特徴などを見つけて、そこにフォーカスし特化させてセールスポイントにすることです。
例えば、家電の電子レンジで切り口を考えるとしたら、その時、市場にデザイン性に特化した電子レンジがないという状況であれば、オシャレなデザインの電子レンジという切り口で市場に投入するとか。最近であれば、バルミューダなどがそうですね。
または従来のマイクロ波で調理するのではなく、加熱水蒸気で調理するという新しく機能性が高いことを売りにしたシャープのヘルシオなどもその一例と言えるでしょう。
あるいは温めるという最もベーシックな機能に特化することによって機能性を絞り価格を安くすることに特化するというのも切り口となります。
どんな商材でも見せ方や、どこをフィーチャーするかによって様々な切り口が考えられます。
これがないと競合他社との差別化ができないし、ユーザーの目に自社の商品が埋もれてしまうことになります。
この切り口次第で、同じものを売るにしてもランディングページを作成などでも全く違うアプローチをすることができます。限定販売など、緊急性の文言に特化したページ、あるいは綺麗な綺麗な画像を使って、顧客のベネフィットを優先的にしたページなど、様々なやり方が考えられます。
切り口を考えて決めるということは、他社競合とどうやって戦って勝ちぬくかと同じことです。市場投入の前にここをまずしっかりと考えることが非常に大事です。
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