転売だろうとメーカー仕入れだろうと、輸入したらその人がメーカーになる

転売だろうとメーカー仕入れだろうと、輸入したらその人がメーカーになる。

アマゾン物販も気がつけばすでに6年も経ってしまいました。早いです。ビジネスにトラブルは付き物です。というか、自分で起業していて、何もない方がおかしいです。特に物販は、作業工程が多いが故に細かいことから大きなことまで、様々なことが起こります。

過去6年で起こったトラブルを書いてみたいと思います。

2014年の初頭くらいでしょうか。2013年からアベノミクスが始まって一気に円安傾向になっていた頃でした。2012~2013年頃は、パワーセラーがとにかく並行輸入品のダイソンを売りまくっていた頃でした。今はPSEの規制の問題などで、アマゾンの中ではDCシリーズの掃除機そのものや、Dyson Hot + CoolのAMシリーズを売るセラーは、ほとんどみかけなくなりましたが、当時の風潮ではとにかくイケイケでみんなが売りまくっていました。そしてひたすら売れました。Amazon、ヤフオク、独自ドメインのネットショップ、楽天どこでも飛ぶように売れていました。ご多分に漏れず私も波に乗って結構やっていました。

たくさん在庫を抱えて売りまくっているときに、ダイソン本社から、まさかのリコールのアナウンスが…

これはマジ、青ざめました。。ヤバい…どうしよう…

日本の正規品であれば、サポートは日本国内でやってくれます。しかし並行輸入品の場合、輸入者がメーカーとなります。サポートになるのは、仕入れをしているアメリカ本国です。ということは、今まで売ったお客様からリコールがあった場合、窓口は自分になるのか…これは大変なことになったと…本当に怯えました。。

ところがさすがは世界の大企業。日本のダイソンが並行輸入品の商品もサポートしますという、アナウンスがあったのです(今はどうか定かでありません)。購入者さんからもし何かのクレームがあったとしても国内のダイソンを案内することで、難を逃れました。(実際にクレームはありませんでしたが)

ここで、大事なことは、輸入して商売するとなると、輸入者がメーカーになるということです。大事なことで再度書きます。小売り転売だろうと、メーカー仕入れだろうと、国内で代理店を通して買った商品でなければ、輸入者がメーカーになります。つまり何か、商品に問題があれば、その責任は輸入者と販売者が責務を負うということです。そう考えると安易に家電製品を扱うのは結構リスキーなのです。

しかし、もし自分が輸入した商材に何か問題があった場合の為に、保険が掛けることができます。

それがPL保険というものです。これは輸入物販をやる上で非常に大事な話になってきます。少し長くなってきたので明日、PL保険について書いてみたいと思います。

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