家電の並行輸入品はPL保険でカバーされるのか

前回の続きとなりますが、本日はPL保険について書きたいと思います。

さらっとおさらいすると、海外から商品を輸入すると、その商品のメーカーはそれを輸入した人になります。Amazon.comからであろうとebayだろうと代理店だろうとメーカーであろうともです。つまり万が一商品に欠陥があって、事故が起こって購入者に怪我をさせてしまうとか、人体に悪影響が出てしまうなどのことがあれば、その責務を負うということです。

一般的にアパレル商材などを販売している場合は、そのリスクは低いと言えますね。やはり、注意すべきは、家電や飲食物などでしょうね。そもそもコンセントのついた家電に関していうと、日本国内で使う場合、PSEマークがついていないと、法令違反になってしまうので、原則として並行輸入品を販売すること事体がNGなんですが…アメリカ輸入転売の場合、アメリカの家電はコンセントも同じで、100Vと120Vで互換性がある為、たくさんのセラーさんが扱っているのが現状ですね。。グレーなんですが…

事故が起こってしまった場合、補償でカバーしてくれるのがPL保険です。基本的に入った期日から、事故が起こった場合、カバーしてくれる内容がほとんどですが、保険会社によっては、入る前に販売した商品に事故が起こった場合も遡及してカバーしてくれる保険会社もあったりします。私は先のダイソン問題があったので、これをカバーしてくれる保険会社に入っています。もしご興味ありましたら、問い合わせフォームよりご連絡ください^^。

まずは、ご自身の扱っている商材をチェックしてみて、リスクが高いものをメインに扱っている場合は、もしもの為にPL保険の加入を検討されてみるとよいです。マキタなどの工具や、ハスクバーナなどのチェーンソーを扱っているのであれば、必須です。細かいことは、この項目では割愛しますが、法人(個人事業主)向けに各保険会社が販売しています。

また前述のPSEマークに関して補足しますと、国内で使用する家電に関して、そもそもPSEマークがついていないと、補償がされないというケースもある可能性があります。この辺りは、保険代理店に要確認です。まあ普通に考えるなら、ちゃんとPSEを取得したうえで販売するのが筋ですね。

輸入でも国内でも長く物販をやっているとどこかで扱っている商材のトラブルが起こったりします。PL保険はよくクルマの任意保険に例えられます。家電が燃えて家事になってお亡くなりになった、なんてことが起こったら、本当に大変なことです。物販を1年以上やっていてまだ入っていない方はすぐに入られることを強くおススメします。

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