会社概要の重要性

メーカーに取引の打診を行っていると、
会社概要を送ってくださいと先方から言われることがあります。


会社概要は自分の会社がどんな事業を行っていて、
どこの誰々で、売り上げはこのくらいで
というものを1枚にまとめたものですね。


個人事業主だから会社概要と言われても…
という方でも大丈夫です。先方は法人、個人事業主問わず、
取引先になるかもしれない人が、どのような人、
組織なのかどうかを知りたいのです。


それはそうですよね。いきなりメールや電話をしてきて、
どんな人かも分からない人に大事な自社の商品を
卸すことなんてできないですよね。


なぜ会社概要が欲しいのかというと、
先方は怪しいヤツじゃないかどうかを見極めたいと思っています。


(会社の規模感にもよりますが)先方が最も懸念していることは、
商品代金のとりっぱぐれです。


日本の商習慣として”掛け売り”というものがあります。
先に商品を送って代金は末締めで翌月回収という方法ですね。


このような取引方法が一般的である為に、
ちゃんと事業を行っているのか、売り上げはあるのか、
まだこれからなのかなどを調べる必要がある訳です。


買い手と売り手、双方共にこのスタイルがイイのですが、
これは信頼が合って成り立つものです。


なので最初は信頼がないので先入金が一般的です。
買い手が先に入金して確認してもらったら送るというパターンですね。


とにかく信頼性が大事なので会社(事業)概要は必須です。


もしないままにメール送っていて会社概要を要求された場合、
そのメーカーはスルーなんてことをやっていたら、
非常にもったいないので今すぐに作りましょう。


会社概要がなくてもすぐに見積もり表を送ってくれるようなメーカーは
誰でも彼でも仕入れができるということなので、利益が取れる
可能性は極めて薄いです。


この世界は取引の口座を開設してもらうまで、
時間がかかったり、ハードルが高ければ高いほど
後に利益がきちんと見込める場合が多いです。
やる人が少ないからですね。


ご自身の信頼性を高めて実績も建設的に作って
なるべくハードルが高いところに
チャレンジしていくのが吉と言えるでしょう。

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