商標ヤクザって知っていますか

こんにちは、TZA(ティーザ)です。

最近はコロナウィルスの影響でずっと子供が家にいっぱなし…
まだ小さいのでどうしても仕事部屋にちょくちょく入ってきたりで、
仕事が中断してしまうのがちょっとキツイですね^^; 
まあでも小さい頃の子供と過ごせるのは貴重なので、
ありがたいと思うことにしましょう。


さてさて本題ですが、今日は商標権について書きたいと思います。


国内のメーカーから仕入れして販売している分には
あまり関係ないかもしれませんが、海外のメーカーから仕入れして
販売していたとしても、たまに商標権の侵害ということで、
同業他社から訴えられる場合があります。


本国における商標権は、その会社が取得していたとしても、
日本における商標権は未取得であった場合にこういうことは起こり得ります。


どういうことかというと、


例えば中国のメーカーで、”A株式会社”があったとします。
“A株式会社”は日本における商標権を取っていません。


そして日本の”A株式会社”の商品を販売している”Z合同会社”があります。
“Z合同会社”は”A株式会社”の商品を直接卸しで仕入れして
日本のAmazonで販売しています。


“Z合同会社”は “A株式会社”が日本で商標権を取っていないことを
いいことに先に申請して取得をしてしまいました。本家本元をさしおいてです。


そうなると、日本における”A株式会社”の商品の商標権は、
“Z合同会社”にある訳です。これによって、
“Z合同会社”以外の他社がAmazonで”A株式会社”の商品を販売していると、
知的財産権の侵害、即ち商標権の侵害ということで、
訴えを起こすことができて、販売をできなくすることができるのです。


これ、かなりお門違いなおかしなことなんですが、
こういうことを平気でやる”やから”がいるんですね、、、
なんとも困ったものです。


だってメーカーが長い月日と労力とお金を使って創造したプロダクトを
知らないのを良いことに先に取得して権利をおさえるなんてことを
やってしまうのです。悪どいですね。。


商標権の取得は基本的に早い者勝ちです。
後から本家本元が入ってきたとしても取り戻すのに
お金や時間がかかったりしてしまいます。


ちなみに僕は、以前とある中国のメーカーの商品を扱っていたのですが、
同じ商品を販売していた日本の代理店が、
いつの間にか商標権を取得していて、
その同業他社からいきなりメールがきて、その商品から
泣く泣く撤退させられたことがあります。


まあそんなことがよくできるなぁと個人的には思いますが、
ビジネスの世界は弱肉強食の戦いなので、こういう人もいると認識して、
知識を蓄えてディフェンスしていく以外ないですね。


できる対策としては、メーカーとつながったとしても、
仕入れする前に下記のサイトで日本におけるこの商品の商標権は
どこが持っているのかを調べておくということです。


もし本家本元のメーカーが取っていないのであれば、
メーカーに教えてあげましょう。もし本家本元メーカー以外の会社が
取得している様であれば、トラブルを避ける為に一旦見合わせるのもありです。


商標ヤクザにはくれぐれも気を付けていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました