明日やろうは馬鹿野郎は本当なのか

こんにちは、TZAです。最近はウクライナを中心とした世界情勢が毎日気になっており、ニュースやTwitterなどを頻繫にチェックしています。それぞれ国の歴史的な背景や価値観、文化などの相違があるので、安易に私見を発言できないな、と思っています。ロシアがどう、ウクライナがどう、NATOがどう、というのは差し控えます。ただ一個人としては、完全に戦争に関しては反対です。一刻も早く戦争が終結することを祈るばかりです。

さて本題。今日はごく私的で偏見的なコラムです。情報発信者さんとかがよく好きな言葉として掲げている「明日やろうは馬鹿野郎」という格言的なもの。個人的にはあまり共感していません。これってすぐに行動することを促している言葉だと思います。確かに決めたことを先延ばしにして、いつまでたってもアクションしないというのは、怠惰であると考えています。

ただ思い立って衝動的にすぐに行動を起こしたとしても、それが継続できないと意味がないと思うからです。

それだったら、少しずつでもいいから1日にこれをやると決めてスケジュールに組み込んで習慣づけを意識した方が良いのでは、と考えています。それが短期的なものの場合は別ですが、得てして何か目的を達成しようと決意した時に、衝動的な行動で達成できるとは考えづらいからです。

例えて言うのであれば、100m走 と 10kmマラソンとの違いのようなモノです。ビジネスにおいて、どちらになぞらえるのが相応しいといえば、間違いなくそれはマラソンであると考えます。

マラソンには持久力が求められます。同じ様にビジネスのプロジェクトにも長期的な目線での戦略や綿密なスケジューリング、体力(資金)の温存など、かなり近しいものであると考えることができます。

以上の観点から「明日やろうは馬鹿野郎」は、個人的にはあまり好きではないかなと思っています。ちゃんと準備を整えて少しずつでもいいからスタートして継続していくことが大事なのではないかと思います。

ということで、40代も半ばを過ぎたおじさんの屁理屈&戯言のようになってしまいました（苦笑）。。ただそれも本当で、若い人特に20代~30代前半くらいの人は勢いやパワー、センスには正直勝てないなと日々、思います。僕の場合もそうでしたが、20代(特に25～29歳の時)が一番パワーと勢いがあり、人生が変わるチャンスがたくさんあります。後先考えずにとりあえず突っ込む行動が出来るし、実際にガンガン行動して身の回りの変化が訪れていく時期だと思います。

40代も半ばも過ぎると、落ち着いて構えて考えてやっていくことが多くなったかなと思います。もうそんなに人生が激変するような出来事はたぶん起こらないだろうし、経験値として持っているものを上手に使ってやっていきながら、少しずつでも成長していくことを心がけています。まあ結論として、おじさんにはおじさんの戦い方があるな、という事です。そんな訳で、地に足をつけて今日も頑張ります。