楽天の出店審査、こんな感じだと落とされる

楽天

最近Amazon,ヤフーショッピングだけでなく楽天にも出店をする人が多いようです。コロナ禍でECが伸びているということも後押ししているのかもしれません。楽天市場はAmazonとはやり方が違いますが正しくやっていけばAmazonと同等あるいは商材によってはそれ以上に売れる場合もあります。

ただAmazonが誰でもサクッとすぐにはじめられるのに対して楽天は出店するまでのハードルが高いです。僕の感覚では(現状でもまだ)ユルユルなAmazonに比べて楽天はコンプライアンスの部分は厳しいと感じます。ということで今日は「楽天の出店審査、こんな感じだと落とされる」というテーマで書いてみたいと思います。

過去に情報商材を販売したことがある

まず最初はコレです。アフィリエイターなどネットビジネス系では物販をやっている人も多いですが、物販のノウハウを体系化して情報商材として過去に販売した履歴がネット上に残っているとNGということをよく聞きます。それがもう何年も前だったとしても、ネット上に残ってさえいればアウトという話です。なんでも楽天の出店審査担当は、個人名をググって検索結果の10ページ目くらいまで調査するという話もあります。

新規の法人は通りづらい

作ったばかりの法人は通りづらいというのもよく聞きます。物販ECの経験値が全くの0の人がいきなり法人を作って楽天始めるというのはあまりないです。まずほとんどの人が個人事業主からECを始めるはずです。その個人事業主の履歴があるのであれば、それを使って出店審査に臨んだ方が良いということです。

仕入れ先が小売店

楽天の出店審査ではいろいろな提出物があります。店舗の住所の建物の写真、在庫がちゃんとあるかどうかの写真、仕入れ先のレシートといったものです。せどりや転売をメインとしている方だと仕入れ先が家電量販店のレシートだったり、Amazon.comの英語の明細だったりする訳ですね。そういった場合なかなか厳しいと聞いたことがあります。審査に通りやすいのは国内メーカーの請求書らしいです。国内メーカーであれば所在地や会社の規模などが調べ易いし、それが信頼性の高いところであればさらに良いということなのかもしれませんね。

住所がヴァーチャルオフィスだとNG

楽天では基本的に店舗の住所などを偽名や虚偽で書くことがNGです。規約違反に抵触する場合もあります。店舗責任者の本名を記載するのはもちろんのこと、店舗の住所もキチンと記載しなければなりません。その時にヴァーチャルオフィスの住所だと本人が常駐していないということで通らないという話もよく聞きます。ヴァーチャルオフィスの住所だとググったらすぐバレてしまいますよね。同じ住所なのに無数に違う会社名なんかが出てきたらすぐにわかります。東京都品川区~で調べると ▲▲株式会社 と ○○合同会社 と番地と建物名,号室まで一致していたら、何なんだ? と思われてしまう可能性があります。

ECはルールを守って健全にが一番

ということで本日は「楽天の出店審査、こんな感じだと落とされる」というテーマで書いてみました。まだまだ怪しい出品者がのさばっているAmazonと比べて、楽天は出店者に対して本当に厳しいです。出品されている商品にしても、Amazonではガンガン売られているアダルト系の商品も楽天では一切NGです。また武器になり得るような防犯グッズなども一切NGです。怪しいもの、グレーなものは一切許さないといったスタンスです。ただ逆にクリアしてしまえば、Amazonのように怪しい出品者にシステムの脆弱性をついた嫌がらせを受けることもないですし、割と守られている感じはあります。こちらからしかけることも十分に可能ですし、Amazonよりもカスタマイズ性は非常に高いです。ルールを守って健全にECを行っていくのは良いことですね。
楽天出店審査で困っている方のご参考になれば幸いです。

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