日本国内正規品は、なぜ並行輸入品よりも高く売れるのか

Amazon物販

こんにちは、TZA(ティーザ)です。Amazon上でなぜ [国内正規品]と商品タイトルに入っていると、同じ商品の並行輸入品より高くても売れていくのか、ということについて書いていきたいと思います。


まずその理由を挙げてみます。


・並行輸入品を怪しいと思っている人がいる

僕らのAmazon輸入物販を実践している人間であれば、並行輸入品がどういったものかの実態が分かっているので、よほどのことがなければ、仕様が海外向けということくらいで、特にさほど国内正規品差異がないことを知っていますが、一般的ユーザーは、並行輸入品 というワードに対し、馴染みがありません。

なので、どこのルートで仕入れてきたのか、怪しい…という思いがあります。国内正規品と謳っていれば、ちゃんとメーカーからライセンスを受けて販売しているんだという安心感を与えられるということですね。

・日本語のマニュアルが欲しい人がいる

海外の並行輸入品の場合、海外仕様なので、マニュアルは欧米圏であれば、英語のみ、中国圏のメーカーであれば、英語/中国語となったままなので、ガジェット系などの場合、マニュアルがなくて戸惑うことがります。日本国内正規品は、日本語のマニュアルがあったり 日本語でのサポートがあったりします。そこを魅力を感じる訳ですね。

・アフターフォロー、保証が欲しい人がいる

Amazonでは並行輸入品の保証期間って、一ヶ月間です。これだと、初期不良のみ対応って感じになってしまいますね。対して日本国内正規品の場合は、購入後半年間とか1年間とか、長期に渡って保証を受けられることが多いです。ガジェット系や家電系など壊れやすいものなんかは、やはりあった方が安心です。

・PSE、技適マークが確実にある

僕がAmazon輸入転売をやり始めた2012年頃は、PSEマーク、技適マークのないガジェット系や家電などの並行輸入品がかなり溢れていました。もう今ではそういうセラーはあまり見かけなくなりましたが、中には未だにちらほらいたりします。

並行輸入品の場合は、こういったものの許諾を得ていないものがほとんどです。日本国内正規品であれば、大概が総代理店になっているところなので、そういったコンプライアンス面はキチンとクリアしている場合が多いです。


総じていうと、日本国内正規品は安心料が上乗せされている

並行輸入品を買う人は、「サポートがなくても自分できるよ」、あるいは、「すぐに壊れても自己責任だからOKだよ」という意思のある人、またはそもそもその商品について詳しいとか、前のヴァージョンを何回も買っているという人向けです。

対して国内正規品は、買ってから戸惑いたくないとか、なるべく損したくないとか、少しお金を上積みしてもいいから”安心”を買いたいという意思がある人向けという感じです。

日本国内正規品を売ることは付加価値をついたものを売るということ

個人的には、同じ商品であれば、並行輸入品で十分かなと思うタイプですが、安心料を払ってでもいいから国内正規品を買いたいという人は必ずいます。上記に上げた理由は全て “付加価値”です。付加価値がついているから、国内正規品は並行輸入品より高くても売れていきます。

安さで勝負するしかない、並行輸入品を販売するのも最初の内は良いですが、慣れてきたら、付加価値を付けてなるべく高く販売すること意識していきましょう。

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