せどりとAmazon国内メーカー取引を長期的スパンで考える

Amazon物販

こんにちは、TZAです。本日はせどりとAmazon国内メーカー取引を長期的スパンで考えてみたいと思います。

プロのせどりチームに為す術なし…2014年の苦い思い出

せどりは副業としても始めやすく比較的ハードルの低いビジネスです。僕も一昔前、ちょっとだけ家電せどりなんかもやってみたことがあります。2014年くらいでしたかね、ヤマダ電機の蚤の市と称されるアウトレット祭りみたいなのにわざわざクルマを走らせ前橋まで行ったことがあります。グリーンドーム前橋というどでかいところで、全国のヤマダ電機から集められた売れ残り商品やアウトレット商品などを集めて一気に売るという大きなイベントでした。とにかくプロのせどりチームの凄さに圧倒されました。朝4:30からバイトを雇って並んでいるせどらーや事前に緻密に計画を立てているであろう複数のチームを組んでひたすら取り置きをしているせどらーなどなど。そこら中で「おい!取るなよ!これ、俺のだぞ!!」と怒号が聞こえたり、ケンカしている輩もいたりで、とにかくカオスな状況でした。結果、プロのせどらー達を前にして為す術なしで帰ってきましたが…。

ただ現地に行かなくても電脳せどり呼ばれる、ネット上でポイントをせどるようなスタイルもあったりして、ゲーム感覚で楽にお金を稼げるという観点からは面白いと思います。それに対してAmazon国内メーカー取引はどうでしょうか。まずはその二つのメリット、デメリットを挙げてみました。

せどりのメリット

・誰にも会わなくて済む
・交渉がない
・ネット上の作業で完結する
・クレジット決済で資金繰りがいい

国内メーカー取引のメリット

・一旦取引可になると永続的に仕入れが可能
・交渉次第で利益率が改善する
・真っ当なビジネスにみられやすい

せどりのデメリット

・毎回同じ仕入れ値で買えるとは限らない
・店舗仕入れだとやや後ろめたい気持ちになる
・融資を受けずらい場合がある
・将来性に乏しい

国内メーカー取引のデメリット

・手間がかかる(取引打診 → 発注書 → 現金振り込み)
・対人交渉がある
・現金払いが多い為資金繰りはやや厳しい

せどりは狩り、メーカー取引はインフラ整備

こんな感じでしょうかね。大きく違うポイントは、せどりは積み上げ型の物販ではないということです。なぜなら仕入れが一期一会に近いものがあることがやはり長期的な視点からみると厳しいかなと感じです。言ってみたら、せどりは “狩り” のようなものと考えることができます。例えるなら原始時代に今日の夕飯を食べる為の獲物はいないかな、と言った具合で狩りに出かけるようなものです。家族全員が喜んでくれるようなデカい猪が2,3頭獲れる時もあれば、小さいなウサギが一匹しか獲れない日もあります。はたまた何も獲れなかったという日もあるでしょう。

一方、国内メーカー取引の場合は、まず土地や場所を確保して畑を作り種を蒔き水をあげて作物を育てて収穫を待つような感じでしょうか。あるいは、住んでいるところから遠方にある水を引くために木やコンクリートを使って、わざわざバケツを持って汲みに行かなくてもよくなるインフラを整備するような感じ。つまり手間と時間はかかるけど、一旦仕組みを構築することができれば安定した供給が受けられるという感じでしょうかね。

とはいえ、せどりを否定するつもりは全くありません。僕自身も楽にお金を稼げるに面白いからという理由でガシガシやっていた時代もありました。ただこれって長期的なビジネスとしてはどうなのかな、という風にも思っていました。せどりをやってますって言って銀行がお金を貸してくれるのかな、とか。今、振り返るとそんな想いなんかもありましたね。

ビジネスには長期的な視点が必要

とにもかくにもビジネスにはやはり長期的な視点やビジョンが必要です。長くビジネスをやるのであれば、銀行からの融資を使い投資して業務を拡充したり、社会的な存在価値をあげたりと、会社のポリシーや理念を掲げることなどは大事になってきます。それは長く続ければ続けるほど重要なことになってきます。

そういった意味でせどりをメイン事業にするにはちょっと厳しいかなと個人的には思います。特に社会的な存在価値の重要性というのは、社会に対して何か価値の高いことをもたらしているのかということは個人的には非常に重きをおきたいところであります。

まとめ:やるなら “ほどほどに” がベター

ということで、本日は、せどりと国内メーカー取引のメリット、デメリットについて書いてみました。せどりをやること自体全く否定しません。単純に楽して儲かるし、ゲーム感覚のような感じもあります。ただ長くやるものではないかなと思います。個人的には小遣い稼ぎとか趣味程度でやるのがベターかなと思っています。ご参考になれば幸いです。

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