メーカー取引対面交渉のコツ

国内メーカーさんと取引を行うにあたり、
メール一通で取引開始になる場合もあれば、
電話しないと口座が作れない、はたまた一回会わないと
開始にならない場合があります。


これは相手がこちらのことを信用できる人なのかを見定める為ですね。


ただ逆に言えば、会って相手の信頼さえつかむことができれば、
その後の取引はとても楽になります。


ただメーカー側の営業さんと会うのって、結構緊張しますよね。。
だいたい人と会うのがイヤだからネットビジネスやってるのに、
なんで人と合わなければならんのだ、、、と思ってしまいますよね。
わかります。僕もそのタイプです。


ただ数をこなすことでその内慣れていきます。そして会ったときに
しか得ることができない商談も間違いなくあります。


一度も営業さんと会ったことがないという方は、何も考えずに
とりあえずアポ取って会ってみましょう。
話すことがないなぁ…なんて思っていても、大丈夫です。
だいたいメーカーさんが会社の説明から入って、
商品説明~、最近の動向などを話してくれます。


まあ稀にこちらが話してくるのを待つような営業さんもいますが、
だいたいは営業さんが話してくれます。


そもそもこちら側はお客さんですからね。買い手な訳です。
向こうは売りたいという要望があります。
なので気負うことなく行きましょう。


ここで私自身がメーカーの営業さんと会う時に準備していること、
気を付けている事などを書いていきたいと思います。


・まず服装。
スーツが望ましいですが、綺麗めであればほぼ問題ないです。
基本的に襟が付いたものがいいでしょう。
僕はだいたい、ネクタイなしのセットアップか、
ジャケット羽織ってスニーカーみたいな感じでいくことが多いです。


・吃音しないように言葉のトレーニング。
やはり初対面の人と会うのはなんだかんだ緊張するので、
会う前の10分くらい前に”あえいうえお””かけきくけこかこ”などの
言葉のトレーニングをします。要は言葉を滑舌よく話して、
もごもごとした口調の印象になることを避ける為です。これ、結構大事です。


・椅子に座っていきなり商談し始めない。
オーソドックスですが、まずは天気の話とか気候の話とか、
老若男女問わず通じ合える話題から切り出すのがベターと考えています。

他には、メーカーの会社に伺ったのであれば「割を駅から近いですね~」
とか「この辺に良く来る飲み屋があるんですよ~」とか
地理的なこととかも良いです。

それで相手の反応をみて、もっと仕事以外のことも話せそうな雰囲気
であれば、そのまま自分の経歴などの自己紹介につなげていきます。
そうすると相手がこちらのことを何者かが分かるので、
その後の商談に結びつけやすいです。


僕はこういう感じで出身地域の話などをしていったら、
営業さんと地元が一緒だったなんてこともあり、
さらに大学の先輩だったなんてこともありました。

そうなると、仕事の話なんてせずに地元の話でかなり盛り上がります。
その会社は都内の一等地に自社ビルが立っているような大きな会社だった
ので、たぶん口座を開設してもらうのは無理かなと思っていたのですが、
営業さんと上手くラポール形成できたおかげでしょうか、
ウチみたいな零細企業にも口座を開設してくれたのです。


単純に商談をして、利害一致してじゃあやりましょう、
というのがビジネスライクで分かりやすいですが、
やはりお互いに人間ですから、同郷の人とか大学の先輩後輩
なんてことがわかると人は非常に親近感を覚えるものです。


また相手の親近感を覚えてもらうために、
なるべく相手の言っていることに共感するというのも大事であると考えます。

そして相槌も仏頂面でへーそうなんですかー、と受け答えするのではなく、
なるべく感嘆した表情で「へー!そうなんですね!スゴイですね~!!」
なんていう人間臭い受け答えをした方が、明らかに相手への印象が良いです。


そんな感じで、私がメーカーの営業さんを面談する際に
気をつけていること書いてみました。参考になれば幸いです。

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