国内メーカー取引では資金はどのくらい必要か

Amazon物販

先日、読者様からご質問を頂きました。国内メーカー取引のネット物販を始めたいのですが、現在、資金がありません。私にも可能でしょうか?という質問でした。


結論から申し上げますと、残念ながら資金0では正直厳しいです。その理由をお伝えしていきます。

資金0でできるネット物販はほぼない

ネット物販という括りで考えると、国内メーカー取引、輸入転売、国内せどり、中国輸入OEM、無在庫転売、クラファン、総代理と現在、様々な種類のネット物販があります。


この中で本当に資金が0でできそうなものといえば、無在庫転売でしょうか。ただ無在庫転売の場合、1万点以上の膨大な商品登録があります。それを行うにもツール代がかかったりするので、なかなか難しいです。


次に資金がなくてもできそうなもの、今はやりのクラファンについて。お金を募って支払いがあってから仕入れるという、一見お金がほとんどかからない様にみえます。しかし事前準備にサンプルを買ったり、ランディングページを作成費用や開始までSNSへの広告出稿など、実は結構資金が必要です。


Amazon輸入転売の場合、クレジットカードで仕入れるので、カードの決済日までに売り切れば、資金0でもOKという文言をたまにみかけたりしますが、これは理論上の話です。トラブルで商品が届くのが遅延したり、売り切ることができない場合は赤字損切りになりので、かなりのストレスが想定されます。

最低でも50万円は必要

僕が初心者の方におススメしている国内メーカー取引の場合は、ほとんどが先払いの現金決済です。たまにメーカー事体がネットショップを運営していて、業者取引を契約してそこから卸価格で買う場合などは、クレカ決済に対応していることもありますが、まれです。

まずは日々の生活費とは別の資金を確保する

たまに勘違いされていらっしゃる方がいますが、この50万円というのは、日々、暮らす為にかかる生活費とは別にある資金のことを指しています。預貯金、余剰資金のことです。なくなっても日常の生活に支障をきたすことのないお金のことです。

今、資金がない方は、貯めることから始めましょう。僕の友人の物販プレイヤーが、起業する前、資金が0だった為、一人暮らしを止めて実家に帰って、まず衣食住のコストを極限までさげて、お勤めの給料の80%を毎月貯金して1年間で250万の資金を作ったという人もいます。

金融機関から創業資金を借りるという手もありますが…

ないなら借りてくればOKということで、日本政策公庫の創業融資などを利用するという手もあります。しかし、全くビジネスをやったことがない人が、自己資金0でいきなり1千万円くらい借入をして、仕入れで500万使うというのは、かなりハードルが高いです。使い方がわからないはずです。しかも借りたお金はいずれ返さなくてはなりません。

何が起こってもすべては自己責任

自分で起業してビジネスを始めていくと、比較的リスクの低いネット物販とはいえ、小さなことから大きなことまで何かしらのトラブルは起こります。その度に努力して自己解決していかなければなりません。最初から大きく稼ごうと思うのではなく、最初はリスクを低くして、小規模から行っていくのが良いです。

50万を使って、まずは月5万円稼ぐことを目指そう

物販は株、FXの様にミスによって元本がいきなり0になることはないです。アフィリエイトのように利益が出るまで半年以上かかることもないです。もし価格の相場が下がって赤字損切りしたしても、マイナス10%ほどです。キチンとやれば早期に利益を出しやすいビジネスです。50万円を使ってまずは月に5万円の利益を出すこと目標にしましょう。

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