相乗り出品での参入者が増えてきたらどうすべきか

Amazon物販

現在、コロナ渦の影響により、巣籠り消費でECが非常に伸びていたり、リストラにあってしまったり、給料が下がってしまったりしている方が、じわじわとAmazon物販に流れてきている印象を受けます。


国内のメーカー取引、Amazon輸入転売などの参入障壁の低いAmazon物販は、参入者の数が増えれば増えるほど、自社の利益が圧迫される構造になっています。なぜならAmazonでの販売は、基本的に相乗り出品になるからです。


実践されている方は、ご存知かと思いますが、Amazonでの商品ページは、1商品につき1ページしかないので、型番のある既製品を販売する場合、一つのページに各社がぶら下がって売るという形式になります。


なので、出品者が増えれば増えるほどに、カートが取れる順番待ちの時間が、多くなるので、必然的に売れる頻度もそれぞれの出品者が下がるということです。


このような状況下でも利益をキチンと出していく為には、どのような施策を取って行くべきか、書きつらねてみました。

・ニーズの低い商品ページにFBA出品者が5人以上いるなら入らない

ニーズの高い商品、例えば、大カテゴリーで1000位内とかの商品でFBA出品者が10人くらいいるとかであれば、(ジャンルにもよりますが)参入するのはありです。ただ大して売れていないのに、参入するのは、仕入れや保管料、その他雑務のコストを考えるとあまり得策ではありません。


・セット商品で新規ページを作って差別化する

例えば、ギター本体とチューナー、ギターケース、スタンドを付けて初心者4点セットにして販売するとかですね。初心者の人は、中上級者の様にアクセサリーなどをカスタマイズして買うことができないので、最初からセットになったものだとありがたいと感じる人が多いです。そこを狙うということですね。



・楽天、ヤフーショッピングでも併売する

参入者が増えてくると、在庫が滞留する時間が必然的に長くなります。そうなると、保管料の増加、在庫パフォーマンス指標の悪化につながります。そんな時にAmazon以外の販路があるとその可能性を下げることができます。楽天は初期コストが結構かかるので、まずはヤフーショッピングの参入を考えましょう。


多くの人がやらない差別化を

参入者が増えてきた時に、在庫をたくさん持っていると結構厄介なことになります。最初から在庫をそんなに持たないでいるというのもアリですが、そうすると、今度は機会損失を起こすこともあります。なので、みんながやっていることとは違うことをやっていくのがよいです。ご参考になれば幸いです。

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