国内メーカー取引はランチェスター戦略にならない

国内のメーカー取引って今流行っているので
やっている人が多いと思いますが、結構薄利です。


利益率でいうと、だいたい5%~20%の間な感じで、
平均値でいうと粗利で15%くらいで営業利益率で
10~12%くらいに収まる感じだと思います。


基本的に相乗りなので競合もバンバン入ってきます。
よくある戦略としては、ロットを増やして仕入れ値を
下げるくらいの戦略しかありません。


ただ基本的に売れてる商品の取引を行っているので、
回転が良く大きく在庫を抱えてそのまま不良在庫に
なってしまうことはないです。


致命的なのは、利益率が低いということはお金が手元に残らないので、
販売の戦略がほとんど建てられていないということです。


これってどちらかというと強者の戦略なんですよね。
でっかく資金を投下して、たくさんの種類の商品を扱ってたくさん売る。
いわゆる薄利多売というやつですね。


このビジネスモデルをスケールさせていこうと思うと
まず資金が必要です。そして人が必要です。そうなると事務所も
借りることになるので、固定費がかなりかさんできます。


これってAmazon輸入転売としては、個人的にはあまり良しとはできません。


広告打ったら、赤字になりますし、LP制作などの販促費にも
お金をかけることができません。ということは積み上げ方のビジネスとは
言い難いということです。
目先の利益をいつも追いかけているだけになってしまいます。


まずAmazon輸入転売は、自分が弱者と認めることが大事です。
その上でのランチェスター戦略です。


販売戦略をしっかり練るというこであれば、
必然的に利益率が高いものを扱わないと何もできないということに陥ります。


なので、海外メーカー取引、中国輸入OEM、輸入総代理などを
やっていくと、ランチェスター戦略を取れると考えます。


まあランチェスター戦略が最も良いと言い切るつもりはありません。


国内メーカー取引やせどりでも、上手に仕組み化して
安定的に大きく稼いでいる人はたくさん知っていますし
好みの問題かなとも思います。


ビジネスにどれが正しい、正しくないもありません。


最終的にはやりたいか、やりたくないか、好きか好きじゃないか
で、判断されるとよいのではないでしょうか。

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