FBA納品作業を自分でやってはいけない理由

物販はとにかくやる事が多いです。


仕入れ、販売、交渉、発送と大きく分けるとこの4つになります。


またこれらの主要な作業の他に大事なお金の計算、
すなわち経理作業や在庫管理もあります。


それぞれ細分化していくと非常に多くの作業があり、
やろうと思えば、もはや作業は無限にあると言っていいでしょう。


上記4大作業の中で、一番最初にしなければならないことは
”商品発送”の外注化です。


AmazonはFBAという、革新的なシステムがあり
その恩恵を預かれば、だいぶ労働からは解放されますが、
そのFBAまで納品するという作業は必ずあります。


これを最も先に外注化すべきです。


ただ知っておくという意味合いで
一度は自分でその作業をやってみるべきではあります。


やっている時に、こんなことをきっと思うでしょう。


“結構しんどいなぁ…”
“こんな頭を使わない仕事は俺じゃなくても…”
“サイズの合うダンボールを買いに行ったり、意外と時間とられちゃうな…”


そうなんです。


こういった事を思い浮かんだのであれば
即刻、外注化を進めましょう。


副業でも可能なネット物販とはいえ、
我々は起業家であり、スモールビジネスの経営者でもあるのです。


外注さんにこの作業を頼んだとして、
時給が1000円だとしましょう(実際はもっと安くできますが)


そしたらその空いた1時間で、取引先に値下げ交渉をお願いする
電話をしたり、直接会いに行って信用度を高めたりといった
変えの効かない仕事や直接利益につながる仕事をすべきなのです。


こういったところで節約根性を出して、人を使うくらいであれば、
自分でやって少しでも利益を逃すものかと考えるのは
経営上正解ではないと考える方が賢明です。


目先の小さな薄利を取り逃がすまいと考えて時間を減らしてしまい
肝心な大きな利益を上げることを考えないのは本末転倒です。


それではいつまで経っても、利益は積み上がっていきません。


また単純作業はカラダを動かしたりすることも多いので
作業が終わった時に大した利益を上げる事もしていないのに
達成感を感じてしまい勝ちです。


経営者は考えるのが仕事です。


誰でもできる、または誰がやってもさほど結果が変わらない物事は
我々がやってはいけません。


まだ利益が上がっていないのに、外注を使うなんて
ますます利益が減っていって不安だ…という気持ちは分かります。


しかし利益が上がってから、外注さんを雇うのでは最初から
外注さんを使っている人と明らかに差がつきます。


自分の時間、自分にしかできない仕事の時間を確保して
耐えながらやっていくべきです。そうすることで後で笑うことができます。