キャッシュ is ナンバー1

Amazon物販

今回のコロナウィルスの影響で飲食店や旅館などが資金体力的に持たなくて、パタパタと倒れていっているのを最近ニュースでよく目にします。


メディアはネガティブな見出しや内容にして、人目につかせて数字を稼ぐのが仕事なので、多少煽っている部分もあるかと思いますが、事実なのでしょう。


こういったニュースを見て、やっぱりビジネスというのは、現金がなくなったら終わりなんだな、ということをつくづく考えさせられます。


投資の格言で「相場のカネと凧の糸は出し切るな」という言葉があります。


投資の資金に余裕を持って売買しなさいよ。全部を相場に回してしまうと、何かあった時に身動きが取れなくなってしまうよ、という意味です。


何十年と代々続く老舗旅館が二カ月止まったくらいで体力が持たずで倒産というのを目にしますが、それだけ長く続いているのに、どうして二カ月分の余剰資金を残しておかなかったのかな、とも思ってしまいます。


実は僕は2018年に仮想通貨のICO投資で、数百万円を損しています。2017年の年末、世間がビットコインの値上がりで狂喜乱舞していた直後のことです。当時、ICOがかなり儲かると聞いて、何も考えずに、ただこの人のおススメする銘柄は上がると聞いたことだけで、投資して大失敗してしまったことがあります。


まあ今考えると、よくあんな怪しいものに大金を突っ込んだなぁと呆れかえってしまいますが、当時、その前年の2017年にビットコインで200万円の利益を得ていたことで、完全に浮足立っていて頭がお花畑状態になっていたことが原因です。


結果的に大きな損をしてしまうのですが、本当に浮かれきって資金の全てを突っ込まなかったことで、生活を窮するような状態にはならなかったのは、まあ良かったかなと思います。かなり高い勉強代でしたが…


よく言われていることですが、投資もビジネスもやはり現金があってなんぼのものです。


大事なことなので、再度書いておきたいと思います。


投資もビジネスも現金がなくなったら終わり です。


こういう有事の際には、(特別なニーズは別にして)でっかく勝負するのは控えめにして、資金を貯め込んで準備や計画をしておくべきと考えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました