AmazonECサミット

Amazon物販

こんにちは、TZAです。本日10月5日~6日の二日間Amazon初の主催となるオンラインイベント、AmazonECサミットが開催中です。Amazon日本法人の社長である ジャスパー・チャン氏登壇による講演や、Amazon.comの幹部社員とAmazon日本の幹部社員との対談、Amazon日本の中の人によるAmazonブランド戦略レクチャーなどなど盛りだくさんの内容となっています。

視聴するには、事前の登録が必要です。下記URLから登録して参加しましょう。

Amazon主催オンラインセミナー、ウェビナー、イベント | Amazon出品サービスのサポート資料
イベントには、Amazonが開催するトレーニングシリーズのほか、さまざまな規模の出品パートナーとの人脈づくり、オンラインビジネス拡大に役立つツールの紹介などがあります。

楽天はこういったイベントは結構頻繫に開催していますが、Amazonは初となるので、結構貴重だなと思います。外資系故なのか、アカスぺの存在なんかもあり、基本的にAmazonってあまりオープンじゃないイメージですよね。何か問題あったら、即アカバン的なイメージも根強いです…。

ということで、この記事を書いている段階で、1日目午前の部の半分終わったところなんですが、一番最初のプログラムはAmazon日本社長のジャスパー・チャン氏の講演でした。ややカタコトの日本語ではきはきと喋る印象でした。アクセント、イントネーションから香港系の出身の人なのかなと言った感じです。

そんなに深い話はしていなかったのですが、印象的だったのは、Amazonのポリシーである、お馴染みの「地球上でお客様は最も大事にする事業者」と言ったすぐ後に、「販売事業者の利益もとても大事にしている」的なことを言った時です。

あーなんか、ひと昔前と比べると、Amazonもいろいろとオープンになってきて、出品者のことを考えるようになってきたのかな、と少し嬉しい瞬間でした。僕が始めた2012頃は、顧客の為に出品者が犠牲になるのは当たり前みたいな雰囲気がありましたからね…。

と続いてのプログラム、Amazon.comの幹部社員とAmazon日本の幹部社員との対談。Amazon.comの偉い人は、シアトルの4階建てのオフィスビル、創業して間もない従業員100人くらいのスタートアップの頃に入社した人。その頃は、年末商戦で日中は本の直販オペレーションをやって、夜はFBAで梱包作業に明け暮れていたとのこと。まあ今ではとてつもなく偉い役職の人だと思いますが、そんな人も本も梱包作業をしていた時代があったのだなぁとしみじみ思います。

この対談で印象的だったのは2点。一つは、Amazonは今、不正レビューの撲滅に物凄い額の投資をしているということ。二つ目はAmazonの売り上げの60%は、マーケットプレイスによるもので、そのほとんどがFBAを利用しているセラーであるということの2点でした。

不正レビューの削除は、今年の5月に中国の大手家電セラーのアカウントが不正レビューが原因で、アカウントがBANされたというニュースがありましたね。

TechCrunch
TechCrunch | Reporting on the business of technology, startups, venture capital funding, and Silicon Valley

そして、AmazonはとにかくFBAの投資にもまだまだ積極的で、このAmazon.comのお偉いさんもAmazonで販売するなら、可能限りFBAを利用することを強く推奨すると言っていました。

ここ1年くらい、出品者出荷のマケプレプライムをやっている人にすごく風当たりが強くなってきているのは、僕の回りでも本当によく聞きます。Amazonはその強みであるとにかく早く届く、ということを顧客に対して強く訴求していきたいという思いがここ最近強化されているのだなと思います。

ということで、AmazonECサミット 1日目の午前中のさわり部分のようなプログラムを視聴した僕の個人的な雑感を書いてみました。こういった中の人達がどういう方向性を持っているのかを知ることができたり、マクロ的なデータが開示されたり、結構有意義なセミナー内容なので貴重です。

我々のような小規模事業者はどうしても目の前のことにかかりっきりなってしまいガチですが、こういうセミナーには参加しておくと長期的には良いと思っています。

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