国内メーカーへの卸交渉をしていると
「御社の事業概要が書かれたサイトはお持ちですか?」
と聞かれることがあります。
相手方が信頼できるのかをより詳しく知りたい訳ですね。
当たり前ですよね。
どこの誰かもわからない人に、
いくら自社の商品に興味を持ってくれてるからとはいえ、
そんな簡単に取引をするはずがないですよね。
ただ逆に言えば、
こちらからアプローチする際に
予め、私はこういう者で、今までこんなことをやってきましたよ
という、名刺を先に提示することで、
交渉成立になる場合は多いです。
メールでアプローチするならば、尚更です。
これは初対面の対人同士で挨拶する時と同じですね。
「始めまして、こんにちは、誰々です。」
で会社名と個人名だけが書かれた名刺を渡しても
その後の会話は広がることがないでしょう。
例えば、名刺に趣味や仕事上の実績。特技などが
書いてあると、
「へ~、ゴルフをやられるんですね~」とか
「あのプロジェクトを成功させたんですね!」
など、相手と信頼関係、すなわち”ラポール”を
築きやすいです。
取引交渉は、はっきり言って営業活動そのものです。
怪しまれたら終わりです。
メールよりも電話、電話よりも面談 で
より良い信頼関係を構築していくことで、
相手から良い条件を引き出すことができます。
ご参考になれば幸いです。
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