国内メーカー取引では、どんどん出品ページに参入者が増えていくことで、価格下落の可能性が高まります。価格が下落すれば、当然取れる利益も減っていきます。場合によっては赤字の時もあったりします。これは国内メーカー取引を行う上で、必ず遭遇する由々しき問題です。本日は、これをなるべく避ける為の方法をお伝えしていきます。
結論から申し上げますと、取引がOKになった時に、メーカー側にAmazonの仕組みを教えてあげて、これ以上小売業者が増えると、御社の商品のブランド価値が毀損する可能性が高まりますよ、だからもうこれ以上、ネット小売業者を増やすのはやめて、自分を最後にしてください。とお願いするだけです。
これをやると、経験上、多くの場合、メーカーに喜ばれます。なぜなら、メーカーはAmazonの仕組みを知らないからです。サラっと書いてしまいましたが、我々のようなEC専門業者が当たり前のように知っているAmazonの仕組みをメーカーは知りません。出品ページの中に複数の出品者がぶら下がって、カートを取るという仕組みさえも知りません。メーカーは、商品の開発などで、忙しいのでそれどころではないのです。
なので、EC小売り業者の視点で、メーカーにとってメリットになることを上手に伝えてあげることで、喜ばれますし、信頼関係の構築につながります。そしてきちんと信頼してもらって、理解してもらえれば出品者を絞ってくれます。そうなると、出品者の数は自分を最後に止まります。
僕はこの方法で、メーカーさんと良い信頼関係を築いてきました。これが上手くいくと、自分のアカウントをベンチマークしている競合他社にどれだけ扱っている商材がバレても構いません。バレてアポを取られたとしても、メーカー側でクローズされているので、入ってくることはできません。競合がたくさんで、困っているという方、是非試して頂ければと思います。
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