送料負けする商品は仕入れずスルーすべきか

Amazon物販

こんにちは、TZA です。本日は送料負けする商品は仕入れずスルーすべきか というテーマで書いてみたいと思います。Amazon国内メーカー取引の実践時、最初の内はとにかくたくさんのメーカーにアタックをする必要があります。様々なメーカーさんとやり取りする中で、大きくて重い商品なんかがあったりします。例えばコストコなんかで売っているような、2リットルの調味料を1ダース売り、なんかがそうですね。Amazonでは調味料など食品はガンガンまわる商品が多い傾向にあるので結構狙い目です。食品などの要期限管理商品などは開封したら返品ができないことから手離れが良いので、結構おすすめです。

ただその反面1個1個が大きくて重いので送料負けして、Amazon FBAに納品して売るにはなかなか難しいところがあります。なので、ほとんどのセラーはスルーします。しかし群雄割拠な現在のAmazon国内メーカー取引このくらいのことで諦めていたら全く生き残れません。

こういったみんながスルーするところをあえてアタックします。例えば僕ならメーカーに対して、Amazonの倉庫に直接納品することはできませんか、と電話で交渉してみます。取引がない段階でそれを言ってしまうのはNGです。なので、交渉を仕掛けるのはある程度取引を重ねてからが原則です。

取引を続けていき履歴を積み上げたり、実際に現地に出向いて挨拶なんかをすることで自社とメーカーとの間に信頼関係が生まれますこっちの要望に耳を傾けてもらう為には、必ず信頼関係が必要です。
持ちつ持たれつの関係になることで、こっちの言い分を聞いてくれやすくなるものです。

なので実は一見こういう一美味しくなさそうにみえる商品やメーカーが、実は美味しくなったりもします。この辺は捉え方次第です。もちろんダメな時もあります。信頼関係があるから、と言って必ずしもこちらの言い分を全て受け入れてくれものだ、と最初から考えてはいけません。

相手にメリットのあることをしてあげることで、こちらのリクエストを聞いてくれる可能性の確率を上げるということです。

これはメーカー取引に限らず、人間関係においてもそうだと思います。例えば自分よりも立場が上で憧れの人と仲良くなりたい時、まずはご飯にでもお誘いしようとします。相手に対して「○月▲日の午後、僕はヒマなんですが良かったらご飯でもいきませんか?」とこちらの方が立場が下なのにもかかわらず自分都合なお誘いであった場合、まあ断られるでしょう。相手にしてみれば、何で格下のやつの都合で割り勘でメシ食いにいかなきゃいけねーんだ、と思われるのが関の山です。

なので、僕であれば、まず事前に相手の好物を調査しておきます。仮にそれが焼き肉だったとしたら、こんな感じで打診します。

「来週の○日,▲日,□日のどれかの日で、今、巷で美味しいと噂になっている六本木の焼き肉店、よかったらご一緒しませんか?こちらは時間はいつでも構いませんので、○○さんのご都合に合わせます。もし僕のわがままにお付き合い頂けるのであれば、お礼にご馳走させて頂きます。ご検討のほど、どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m」

こんな感じで提案してみます。まず相手の好きな焼き肉です。そして噂になっている有名店で時間も相手側にあわせてくれてしかもおごり、とくれば、余程の特別な用事でもなければ行かない理由はないですよね。

こちらの思惑(狙い) としては、その人と親睦を深めることです。そのためのコストはある程度は許容すべきです。これはメーカー取引で言えば、仕入れ当初利益が出ない、もしくは赤字だったとしても、取引を継続するような感覚ですね。

自分の都合ばかりで、損しないように、損しないように、と頭から考えていると、なかなかこういう思考にはなりにくいです。

商売の鉄則は 損して得取れ です。お金を使わないとお金は回ってきません。

ということで、やや話が逸れてしまいましたが、伝えたい事は、みんながスルーするような案件でも、少し工夫したり(交渉)することで、他社との差別化が出来て結果的に自社の利益を積み上げることができるということです。

ご参考になれば幸いです。

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