楽天市場出店に新規で出店するには、どんなプランが最適か

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こんにちは、TZAです。本日は楽天市場出店に新規で出店するには、どんなプランが最適か、というテーマで書いてみたいと思います。Amazonでの売上が上がってくると次は出店料無料のヤフーショッピング、そしてその次は自然と楽天市場への出店を検討してくるようになるかと思います。楽天市場はAmazonとは戦略が異なりますが、ちゃんとやればしっかり売れるECモールです。ただ初期コストが比較的高いが故に躊躇してしまう方も多いかもしれません。楽天市場の出店プラン・費用をみてみましょう。

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最も安い がんばれ!プラン でも月額19,500円。Amazonの大口出品(月:約5,000円)のプランと比べて4倍。。しかも税抜ですからね。そして新規の場合、新規出店料として別途60,000円(税抜)もかかります。そうすると年間で19,500*12 + 60,000=294,000に消費税で、323,400円が最初にかかります。スタンダードプランの場合、50,000*12 + 60,000=660,000に消費税で 726,000円が最初にかかります。
ただしその分手数料が安いです。スタンダードプランであれば月間売上高の2.0~4.5%(税抜)。Amazonのように商品カテゴリーごとに手数料が異なる訳でもなくシンプルで分かりやすいですね。Amazonの場合、平均すると12,3%ぐらいでしょうか。楽天の場合はたくさん売れば売るほど得になるという仕組みです。三つ目のメガショッププランは家電量販店など出品数が果てしなく多いという企業向けなので、我々のようなEC一人社長事業者はスルーでいいでしょう。


さて新規で楽天市場に出店する場合、最も悩ましいのが、がんばれ!プランでやるのか、スタンダードプランでやるのか、という問題ですよね。目安になるのは月商が140万以上であれば、スタンダードプラン。それ以下ならがんばれ!プランと言われています。

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結論を書きますと、楽天市場を経験したことがないのであれば、最初の1年は がんばれ!プランから始める方がおススメです。仮にAmazon国内メーカー取引を実践中で月商が500万ほどあったとしましょう。Amazonで月商500万あるんだから、楽天でもすぐに月商140万くらいは楽勝でしょう、と考え勝ちなのですが、(どんな商材を扱うかにもよりますが)Amazonと楽天の戦略は異なります。Amazon国内メーカー取引を実践していて、今まで相乗り出品しかしたことがないという方であれば尚更です。Amazonでの相乗り出品の戦略はある意味特殊でそのやり方はAmazonでしか通用しません。

一方楽天市場での戦略は、一通りその戦略を覚えるとヤフーショッピングはもちろんのこと、リアルな実店舗の営業でも代用できることが多いです。それは商品写真をキレイに撮ることだったり、サムネイルのクオリティを上げることだったり、SEOを上げることだったり、店舗ページの作りこみだったり、広告の使い方だったりということです。それらは多種雑多に商品を扱うAmazon国内メーカー取引には必要のないことだったりします。逆に言えば、そういった販売戦略がない分、Amazon国内メーカー取引はEC初心者におススメの手法ではあるのですが。


話を戻しまして、これまでネットショップ経験がない状態で楽天市場での新規出店はまず がんばれ!プランで楽天市場の経験値を積むのが良いです。販売戦略の経験値を積むには時間がかかります。プラン変更は1年一回可能なので、まず1年やってみてそれから考えるというのが良いと思います。楽天市場への出店は初期コストが高いが故にリスクマネジメントをしっかり見極めながら検討することをおススメします。ご参考になれば幸いです。

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