副業の方で、最近Amazon物販を始めたという方は、まだまだ利益を上げることに力を入れていて、確定申告の事などを考えなくてもイイかもしれませんが、年間で利益が20万円以上でる可能性がある場合は、おいおい考えていった方がよいかと思います。
確定申告をする場合、大概の場合税理士さんにお願いすることになります。ではAmazon物販をやっている場合、税理士さんは、どんな人が良いのか?結論から申し上げますと、そこまで重く考える必要はないです。ネット物販歴8年の僕が経験を踏まえて書いていきたいと思います。
僕はネット物販を始める前は、専業ミュージシャンだったので、確定申告は、自分のパソコンに弥生会計をインストールして、毎年自分で計算処理をしてやっていました。課税業者でもなかったし、基本的に対価報酬となる売掛金(売上)と設備投資の経費がメインだったので、とてもシンプルだったんですね。
ところが、2012年Amazon輸入転売を開始してからは仕入れというものが出てきて、さらにそれが為替の影響で毎回変動するという、とんでもなくめんどくさい作業になってしまった為に、さすがに税理士さんに任せるようにしました。
僕は今まで、大きい税理士法人のところから、個人でやっている方など4人の税理士さんにお願いしてきました。その経験を踏まえて所見を書いていきます。
税理士法人の場合、担当するのはアシスタントさん
だいたい大きい税理士法人で会社になっているところって、主にアシスタントの人が担当になって、決算の時にその上司にあたる税理士さんが出てきて、総合的なアドバイスをするというパターンが多いですね。アシスタントの方にもよると思いますが、以前、担当してもらったアシスタントさんは、自信持ってアドバイスしてくれるものの、その情報を他の税理士さんに聞いたら、全然解釈が違っていたということもあり、少し頼りないなぁと思ったこともありました。
そういった大きい税理士法人のところで、ネット上でガンガンに広告を売っているところは、経費をかけているので、値段も結構高いです。一方、大きい税理士法人でも地元の地域密着型で、広告にあまり経費をかけていないところは、さほど高くないです。
個人の税理士さんだと心強いが相性が大事
今、現在は、独立開業して2年目の個人でやっている税理士さんにお願いしています。個人の税理士さんの良さは、値段はやや高めになるものの、やはり直接税理士さんとやり取りできるというのが利点です。
ただそれよりも人間と人間の相性の問題とか、なんかこの人頼れるなぁとか、結構気が合うなぁという気持ちの問題の方が強いのかなと思います。言ってることは正しいかもしれないけど、なんかこちら側の気持ちを汲まない発言だったりとか、ぶっきらぼうだなぁとか、冷たいなぁとか感じる場合は、やめておいた方がイイかもしれません。
ネット物販専門 税理士にする必要はない
よくネット物販に強い税理士さんがイイというのを耳にしますが、そこまで気にする必要はないかと思います。確かに税理士さんによって、ジャンルの得手不得手はあるかと思います。
物販の会計処理は年間の収入(売り上げ) – 経費(仕入れなど)=利益を割り出すことが基本の会計作業なので、よほどややこしいやり方をしていなければ、さほど煩雑な会計処理になることはないのかな、という印象です。普通に税理士の資格を持っている方であれば、卒なくこなせると思います。
自分で探すなら3人くらいは会うべき、または紹介もあり
僕は今までお願いした税理士さんは4人の内3人が紹介でした。信頼できる人の紹介が手っ取り早くて、紹介する人との信頼関係もあって良いと思います。
残る一人は自分で税理士検索サイトで探した覚えがありますが、3人くらいと話して考えてみて最終的に1人に決めました。税理士検索サイトなどを使って探す場合は、最低でも3人くらいは会ってフィーリングを確かめた方がイイと思います。
考え過ぎてお願いしないのがNG
というわけで、Amazon物販に適した税理士さんについて書いてみましたが、そこまで税理士さん選びにそこまでナーバスになる必要はありません。どの税理士さんがやっても、当たり前ですが、自分がやるよりはもちろん良いです。最もよくないのは、選ぶのがめんどくさいとか、払う報酬がもったいないとかの理由でほったらかしにすることです。サクッと決めてお任せするようにしましょう。
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