商談において、イイ人になる必要はない

仕事上における営業(売り込み)と恋愛における自己アピールは
重なる部分が多いという記事を以前書きました。


考えれば考えるほど、似てるんですよね、確かに。


でも決定的に違うところはここかなというところがあります。


営業の場合、その人の人柄、人格に関わらず
メリットがあるかどうかで決定するということです。


恋愛の場合であれば、いろいろ魅力的な事が
たくさんあったとしても、”なんかやだ”という部分があれば、
成立しないところがあるかと思います。

俗に言う”生理的にイヤ”ってやつですね。


ビジネスでは対面して商談した相手がどんなにキモかったとしても、
嫌な感じだったとしても、会社にとって
(個人であれば、自分自身にとって)多大なメリットがあれば、
成約する可能性が高いということです。


恋愛とビジネスはよく似ていると言われますが、
ここが大きな違いかな、というところです。


もちろん商談において、最低限のビジネスマナーや
身なりなどは大事です。

同じ条件であれば、身なりが良く感じのイイ人を選ぶのが世の常です。


しかしビジネスにおいて決定的になるのは、
ビジネス上この取引をすることによって
会社に利益をもたらすことができるかどうか、
というのが最も大事であると考えます。


という訳で、対面の商談において最も大事なことは、
この取引は御社にとって、これだけのメリットがありますよ、
ということをどれだけ伝えることができるかどうかが全て
ということです。


商談に伺う時は、怪しい人ではないですよ、
という証明する為に身なり整えることや、
礼儀をわきまえた態度を見せることも大事ですが、

最も大事なことは取引先に対し、
どれだけのメリットが与えることができるのか、
ということをしっかり提示することを意識することが大事です。

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